文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

カレーヌードルファクトリー 名駅

名古屋駅の周辺でタイ料理屋を探していたところ、カレーヌードルファクトリーというカオソーイ専門店をみつけたので早速食べに行ってきました。

 

名駅にあるスパイラルタワーから歩いて数分の場所にある好立地で、中華そば 白華楼の看板が目印です。最初はお店を見つけるのに少々苦戦しました。店内には横にある細長い入り口から入店します。階段が急ですので、落ちないように気を付けた方がいいです。(手すりがあるといいのですが。)

2021年9月に開店したばかりのお店ですので、綺麗な印象を受けました。ラーメン屋というよりもカフェに近いです。注文はQRコードよりAutoReserveというサイトにアクセスし、情報登録して発注するという現代っ子に合わせたシステムでした。時代と共に飲食店の形態も変化していることを実感しました。街中が無人のお店で溢れる日も遠くないのかな。

カオソーイとは何ぞや?ということも多いかと思いますが、一言で表すとカレーラーメンになります。といってもタイ料理ではありますので、日本でみるカレーラーメンとは異なる味をしております。

スープはカレー粉末とココナッツミルクが混ぜ合わされており、濃厚で甘い味わいをしております。茹で麺と揚げ麺の2種類の麺が入っており、揚げ面をスープに浸して柔らかくしながら食べたりします。日本のかた焼きそばをイメージされるとよいかと思います。また、麺は米粉ではなく小麦を使用したバミー麺を使用したりします。

 

ルーツは中国 雲南省とされております。雲南省にいたイスラム教徒(回族)がミャンマーへと移り住み麺料理として広め、その後にラオスチェンマイへと伝わっております。元々がイスラム教徒による料理であるため、肉は牛(ヌア)や鶏(ガイ)が用いられることが多い料理となっています。

 

今回は極上カレーヌードル+カオマンガイボウルSのセットを注文してみました。揚げた麺をスープに絡めながら胃袋に放り込んでいきます。

甘辛いスープが平麺に絡んで美味。ボリュームも少なすぎることはなく丁度いいです。追加料金を払えば辛さ調整が5段階で変えれますが、発来店ということもあったので辛くはしませんでした。

カオマンガイジャスミン米のいい香りが、低温調理された鶏むね肉を包み込んでくれて美味しかったです。ジャスミン米はおそらくゴールデンフェニックス製。(厨房の冷蔵庫の上に米袋が置かれていたので。)

 

ここは日本ですので嫌な顔はされませんが、タイで麺を食べるときのテーブルマナーとして注意したいのは2点。タイ料理が好きな人間としては覚えておいておくのがよいでしょう。

①麺をずるずる啜らないこと。啜る音がマナーが悪いとされております。

②器を持ち上げて食べないこと。

 

今回はカオソーイだけでしたが、グリーンカレーラーメンや汁なしカオソーイもあったり、夜はバーミーヘンやトムヤムクンなどのメニューがあったりと楽しむ要素で溢れていますのでまた訪れてみたいと思います。

ジューガンマイクラップ。