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タイ料理が大量に。

King Island Roasted Coconut Chips with Chocolate

KIng Islandのココナッツチップスのチョコ味を食べてみました。これまで食べたプレーンやマンゴー味とは異なる新味になります。

 

例のごとく成分表をグラフで表してみます。

プレーンやマンゴー同様に上位成分はココナッツ果肉とココナッツシュガーでした。チョコレート味を出すためにココアパウダーを加えているようです。

何気なく記載をしましたが、ココナッツシュガーとは何ぞやと思いましたので調べてみました。

そもそも砂糖はどうやって作られるか

砂糖の原料となるのは沖縄人大好きな"サトウキビ"、そして"てん菜"になります。(某バスケットボール漫画で桜木花道のことではありません。)

大根のような見た目をしており、別名サトウダイコンとも呼ばれるようです。光合成で根っこに糖質(ショ糖)が蓄えられ、抽出されて結晶化されたものが砂糖となります。

 

詳細な製造工程

砂糖製造は、まず原料糖を精製することから始まります。原料糖を作る理由としては、サトウキビ等は時間経過と共に糖分が減少してしまうので、早々に結晶化させることで減少を止めております。

原料糖の時点では不純物が多く含んでいますので、原料糖を洗い表面の不純物を取り除く、液体化させて炭酸ガスを吹き込むことで不純物を沈殿させて取り除く、活性炭で不純物を吸着濾過させて取り除くといったステップを経て、純度の高い糖液を作り出します。

その後、結晶の核となる粉糖を投入し、糖液を加えながら結晶化させていきます。最後に液糖と結晶を遠心分離させれば砂糖の完成となります。

 

砂糖の種類

ラニュー糖、白砂糖など多くの砂糖が存在しておりますが、違いを説明することができません。ですので何が異なるのかを調べてみました。

①上白糖:いわゆる白砂糖。日本独自の砂糖であり、何にでも合う。

②グラニュー糖:白砂糖より粒が大きい。世界では一般的な砂糖。紅茶やコーヒーやお菓子に合う。

三温糖:甘みが強い。黄褐色で煮物や佃煮に合う。

④白ザラ糖:グラニュー糖より粒が大きい。溶け出しが遅いので、果実酒や綿あめ作りに使用される。

 

他にも氷砂糖、和三盆など他にも多く砂糖は存在しておりますが、今回は割愛いたします。使用用途が各砂糖で(角砂糖の間違いではない)で異なっておりますので、用途に合った砂糖を選択するのがよいのかなと思います。

 

ココナッツシュガーとは?

肝心のタイ料理でよく見かけるココナッツシュガーですが、ココナッツ自体が原料ではなく、『ココナッツの木に咲く、花の蜜』が原料となります。

最大の特徴はGI値(Glycelic Index)の低さになります。GI値が低い程、血糖値が上がりにくいとされております。GI値は35であり、上白糖の約1/3となっております。

血中糖度が上がるとインスリンが分泌され、血糖値を下げるように働くのですがインスリンには血中の糖を脂肪へと変換し溜め込む働きもあります。

つまり、血糖値の上昇が緩やかであれば過剰にインスリンが上がることがなく、太りにくくなる仕組みとなっております。

 

当方、髭もじゃのオジサンですが美を追求するためにココナッツシュガーを導入するのもありですな。

 

大脱線したところで、食べた感想を。

チップの脆さは相変わらずで、チョコ感は強くありません。チョコ感を求めるのであれば本物のチョコか、カントリーマウム チョコまみれの購入をお勧めします。

いつも気になるのは量。チップスが薄いので食べた感があまりないので物足りなさが残ります。ちょっとしたデイブレイクにはいいのかな。

ココナッツチップの残る味はコーヒー味、キャラメル味です。

ネットで買えばすぐなのですが、突然の出会いを楽しみに待っていようと思います。

 

ジューガンマイクラップ。