異国料理店でお馴染の缶飲料FOCOよりペニーワート味を飲んでみました。
FOCOはマンゴー、マンゴスチン、タマリンド、ココナッツなど南国フルーツの缶飲料を扱っているのですが、その中で異質を放っていたのが今回購入したペニーワート味。
見た目は近くの畑に咲いているような草の絵で、誰がどうみても地雷臭しかしません。
ただ、このような素性が分からないものに惹かれてしまうのが人間のサガというもの。
選択としては「飲んでみる。」これ以外にありませんね。
こんな話があります。
旅行先で選択肢を迫られた。一方は明らかにトラブルに巻き込まれる、もう一方は何事もなく楽しく旅行を進められると分かるとき、トラブルに意図的に巻き込まれに行くことはトラブルと言えるのかどうか。
トラブルに巻き込まれ、無事に解決できたことは話の種としては面白いが、トラブルとは予想外のところから起こるものであり、自ら足を踏み入れていくのは、本当に巻き込まれたと言えるのか。
自分はトラブルは未然に回避するものであると考えるし、それでも回避できなかったことから得られたものを積み重ねて、新たなトラブル回避ができるようになればいいと考えています。ですのでトラブルになると分かりつつ突っ込んでいくのは、愚かな馬鹿野郎であると。
では、今回の選択は愚かな馬鹿野郎なのか。
自分は違うように思う。そもそもペニーワートがどのようなものかも知らないので美味しいのか、不味いのかすら分からない。つまり選択した先が不確実であるのだ。
先ほどの話ではトラブルに巻き込まれる確実性がある。この選択の先の精度が一つのラインになっているのではないか。
ですので今回の選択は自らの知的好奇心を満たすため、新たな事実を知る高尚な行為とします笑
ペニーワートってなんぞ?
水草の一種で、アクアリウムのレイアウトとして使われたり、アマゾンチドメクサという別名から、止血効果のある薬草として使われております。
つまるところ池とかに生えている植物をジュースにしましたというものです。
成分表から水に葉から抽出したエキスと砂糖、クエン酸を混ぜて作れることが分かりますね。こちらのブログでは実際に日本産チトメグサを使用してペニードリンクを作製されていました。拘りがあり、面白いです。
「飲む止血剤」ペニーワートジュースを日本のチドメグサで自作してみた | 野食ハンマープライス (outdoorfoodgathering.jp)
見た目は思っているほど濃い緑ではなく、薄く濁りした緑です。外観上は緑茶と違いはありません。味がとにかく甘いので、砂糖入り緑茶と言われて出されたら勘違いすると思います。
そして気になる味ですが小豆のような、黒蜜をかけた心太のような・・・
一つ言えるのは和テイストですね。飲めないことはないですが、美味しくはありません。植物ジュースにしては青臭さがないので、青汁よりは飲みやすいですね。
リピートはないですが笑
また新しい味に出会うことができ、よい経験になりました。
ジューガンマイクラップ。