文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

タイ旅行最終日(2024/05/04)

0:10起床。

機内でカニチャーハンを食べたことまでは覚えているが、そこから記憶がない。

気付いたらクアラルンプール国際空港に到着していた。標識の表記がタイ語ではなくなっている。きっとマレー語だろう。

乗り換えするだけだと思っていたが、エミタさんはお腹が空いたようで「出発まで時間があるからご飯を食べよう」という。

確かに時間はあるが、15分ほどと短いし、すぐに寝ることになるので乗り気ではなかった。軽食ならと渋々付き合うことにした。

 

流石に深夜という時間帯なので営業しているお店は少なかったが、マクドナルド、バーガーキング、A&Wは開いていた。

 

悩んでいる時間もないので食べる機会の少ないA&Wにてルートビアとポテトを注文。

使用できる通貨はリンギッドのみだったのでカード払い。

 

炭酸こそ弱いが、独特のサロメチールの甘い味。量も多いし、これぞ健康飲料である。

老人ホームに住む高齢者の方たちは日常的にルートビアを飲むことを勧めたい。

 

挽肉チーズのかかったポテトも美味しい。最初は渋々食べていたが、食べ始めると胃が目覚めて食欲が湧いてくる。アフリカの大草原にて負傷しているとことをハイエナに狙われたの如く、アッという間になくなってしまった。

時刻は1:15。Bording Timeになっている。

しかしエミタさんはルートビアのお替りをしてゆっくりとくつろごうとしているではないか。流石にまずいと思い「もう時間だよ。乗れないと帰れないよ」と強く伝えた。

どうやらタイとマレーシア間の時差のことを忘れていたようで、まだ0:15と勘違いしていたようだ。どうりで時間間隔が嚙み合わないはずだ。

 

プーケット空港での搭乗手続き同様に慌ててゲートに向かった。しかしゲートの場所が変更になっているではないか。よりによって遠い場所にだ。

走って変更後のゲートに到着すると、既にFinal Callが始まっていた。とりあえず間に合ってよかった。あと5分もすれば日本に帰れなかったことだろう。

飛行機内はエアコンが効きすぎていて寒い。

プーケットでの荷物預けの際に上着も一緒に預けてしまったので、対策としてエミタさんにカーディガンを借りた。エミタさんはパタゴニアのフーディニを羽織った。それでも寒い。

 

しかし睡魔に負け、席に着くと早々に寝てしまった。案の定、寒さのあまり夜中に何度か目覚めたが、寝て起きてを繰り返していたら関西国際空港へ到着。

 

身体は冷え切ってしまったが、日本に帰ってくることができた。南海鉄道、大阪メトロを乗り継いで新大阪へ。


名古屋への新幹線では温かいお茶とシュークリームを食べた。日本茶の苦みが懐かしい。シュークリームはエグパティシエールを使用しているのか、カスタードが濃厚で美味しい。

 

名古屋駅へと到着。毎朝通勤の時にみかける金時計とドアラが出迎えてくれた。

少し歩いて家に無事に帰宅することができた。

この日のお昼は雑炊、夕飯はお寿司と味噌汁という日本食だ。タイ料理は美味しいが、やはり舌に合うのは慣れ親しんできた日本料理だ。

 

こうして私のタイ旅行は終了した。暫くタイはお腹一杯だと思うが、数ヶ月もすれば中毒症状が出ているだろう。

リゾート地ということで馬鹿にしていたが、振り返ると楽しい旅行であった。記録を見返せば再び楽しむことができる。

 

残念だったのは3ヶ月の英語学習の効果が全く見られなかったことだ。行きの飛行機で覚えたタイ語も伝えきることができなかった。

やはり言語は一朝一夕で身に着くものではないし、気長に取り組んでいきたい。(※現在進行中)

 

文明人の水平移動というブログタイトル通り、自分の行動範囲を広げるのだ。

 

ジューガンマイクラップ