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タイ料理が大量に。

ライ・タイ 半田 3回目

発酵をテーマにした展覧会「発酵ツーリズム東海」が2025/5/17より開催されている。

発酵をかじったことがある人なら耳にしたことのある”小倉ヒラク氏”がキュレーターを務めるイベントだ。

先週は”みんなの森ぎふメディアコスモス”にてオープニングセレモニーが開催され、私も参加してきた。

鏡開きを間近でみたのは初めてだったが、見事に割れるものだと感心した。

メディアコスモスでは展示会として「うまみの聖地巡礼展」が開かれていた。

全国47都道府県を代表する発酵食品が展示されており、1品1品にヒラク氏のコメントが添えられている。

そして、この展示会で面白いのは発酵食品の本物が展示されていること、言うなれば体験型の展示会であるのだ。

その一例に、新島のくさやがある。実のところ”くさや”は食べたことがなく、臭い食べ物くらいの認識。

いざ匂いを嗅いでみると、「馬糞・・・」。吐き気をもよおすほどではないが、シンプルにくさい。その匂いに耐えると、魚介類特有の匂いが登場してくる。

食べてみたかったが、残念ながら展示サンプルなので食べることはできない。どこか近くのお店で食べれないかしら。

 

他にも宇摩志阿斯訶備比古遅神(うまみアシカビひこぢのかみ。通称:うまみ神)なるものが祭られていたり、味噌や酢、納豆といった発酵調味料紹介があったりと見応えのある展示会であった。

篠島の「じゅうじゅう味噌」。海藻をしゃぶしゃぶして食べるのだとか。

 

そんな発酵イベントが愛知県では半田市にて開かれている。

そう、我らがミツカンが存在する場所である。何でも就職倍率は500倍を超えるとか。

今回、発酵イベントへの参加に合わせてライ・タイへ訪れた。タイ料理屋の中でもお気に入りのお店だ。

お店の入口。よくみるとダクトテープで庇が補修されていた。

 

入り口のドアには「タイ料理食べますか」という問いかけ。当然回答は「Yes,Yes,Yesだ」。

「”はい”は一回まで」と幼き頃に教わったが、Yesは1回までとは教わっていないと屁理屈をこねる。

 

洒落た店内に、緑色のふかふかチェア。

相変わらずメニュー点数が多く、悩んでしまう。しかも普段お店で見かけないメニューもある。

 

エミタさんはプーパッポンが食べたいようで、単品で頼むと高くつくので自分もスペシャルランチメニューにした。

ランチでのカレーの選択肢にプーパッポンが入るのはかなり珍しい。

まずはパッタイが登場。

コシのある麺、ぷりっぷりの海老、弾力のある豆腐、シャキシャキのもやしとニラ。

一口食べると海と海岸を走り回る美女が思い浮かぶ。いと美味なり。

クルアンプルンで唐辛子を追加したり、砂糖をまぶしてコクを強くしたがいずれも最の高に美味しかった。

そういえばYouTuberのパッタイガールズが今年で引退する報告をしていた。

動画はリゾートや屋台巡り、お洒落な観光スポット巡りばかりで面白味は無かったが、何故かみていたチャンネルだ。タイで働きたい思いがあるので、羨望の眼差しで視聴していたのだろう。

 

続いてカイヂァオムーサップが登場。

タイのオムレツなのだが、日本のお店で食べるのはお初。挽肉が入っているのが特徴である。

シラチャーソース?が付いてきたが、つけなくても味が染み込んでいて美味しかった。これだけでご飯1杯を平らげてしまいそうだったので、自制した。

そしていよいよメインディッシュ。主役の登場である。

ソンブーンのようにノコギリガザミが入ってはいないので、インパクトに欠けるが。器に溢れんばかりに盛られている。

油分は多いが、ご飯をコーティングしてくれる。するりと胃の中に入り込む。

美味しかったので、お替りをしてしまった。ちなみにお替り無料なので、大食漢でも満足できるだろう。

 

食後のデザートにはマンゴーゼリーが出てきた。本物のマンゴーだったら文句なしであったが、日本では高額なので難しかったようだ。

食器は全て統一されたデザインで、洒落ていた。

 

何度来ても最高のお店である。距離があるのが難点だが、90分もあれば素敵なタイ料理が食べれると考えれば、安いものだ。

 

お腹も膨れ、その足でミツカンミュージアムへと向かった。

駐車場は第1と第2の二ヶ所あり、第1が満車だったので、第2に停めた。第1から道路挟んで約80mほどの距離なので、特には気にならない。

 

駐車場に車を停め、建物内へ。

2024年3月15日にリニューアルオープンしたからか、清潔感のある建物だった。

ガイド付きのコースがあるようで、300円と安価だったのでせっかくなので参加してみた。フルコースは予約でいっぱいだったので、ミニコースを選択。

 

お酢の歴史、醸造蔵の見本での製造工程、実際のお酢のにおい体験などを通し、お酢について知見を深めることができた。シンプルで分かりやすい説明なので、お子様連れにもよいだろう。

 

発酵ツーリズムによる展示はミツカンミュージアムのお土産コーナーの横でひっそりと開かれていた。

テーマは「すしの千年を巡る旅」である。

保存技術から生まれた、熟れずし。乳酸発酵による保存技術を酢に置き換えることで生まれた非発酵ずし。これは現在の鮨にあたるものだ。

ミツカンミュージアムにあることで酢と”すし”について同時に学べるより展示であった。

愛知は観光スポットが無いと言われることが多いが、このように隠れた魅力的な場所があることを紹介する。

國盛酒の文化館など半田市にはまだまだ行きたい場所があるので、再訪したい。その時はまたライ・タイにも立ち寄ることだろう。

 

ジューガンマイクラップ