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タイ料理が大量に。

ガパオライス kuri-chang original

冷蔵庫に挽肉があると麻婆豆腐へ走ってしまうが、最近はガパオライスを作ることが多い。というのもパプリカが冷蔵庫にあり、持て余しているからだ。

 

パプリカを使った料理で思いつくのが、ガパオライスしかなく、仕方なく作っている感もある。

 

いや、仕方なくというのは語弊がある。大好きな料理ではあるのだが、自分の料理のレパートリーが少なく、レパートリーの中から選択したという感覚持てないという表現が正しい。

 

そんなわけで、早速調理を開始していく。

本日使うのは、鶏挽肉、玉葱、パプリカ、ピーマン、そしてホーリーバジルだ。

ホーリーバジルを入れると一気に東南アジア感が出るので欠かせない。

これまで何度かガパオ抜きのガパオライスを作っていたが、大馬鹿野郎だとげんこつで頬を殴りつけたい。令和にあるまじき行動だが、それくらい罪深く、愚かな行為であった。

 

いつもなら挽肉を炒めた後に野菜類を投入するのだが、今日は同時に炒めた。このタイミングでニンニクも入れておく。

全体に火が通ったところで、ガパオを入れる。解凍したてなので水でべちゃべちゃ。

それよりも冷凍庫特有の香りが付くのが嫌なのだが、中々新鮮なガパオを仕入れるのが手間なのでやむなし。

タイ料理作る機会多い人は、タイの台所の冷凍ガパオボールを購入するのはありだと思う。

タイの台所によると、ガパオを加えるのは最後の炒めのときだそう。

そうすることで香りが消えずに、美味しく仕上がるのだとか。

 

オイスターソースとナンプラーを大さじ1杯ずつ加え、味を整える。ガパオはこのタイミングで入れるのがよいのかな。

甘いガパオライスが好きならば、このタイミングで砂糖小さじ1杯を加えてもよいと思う。

全体にオイスター等が行き渡ったら完成。

器にジャポニカ米と目玉焼きを乗せ、実食。

豚肉じゃないので、全体が白っぽくなる。脂っこさが好きでない方は、鶏肉がベターだ。

唐辛子を使っていないので、パンチに欠けるが、甘じょっぱくて美味しい。玉葱の甘さもオンされる。

 

タイのセブンで購入したパッシーユについてきたプリック入りビネガーで味変してみた。脂っぽさが一層無くなり、さっぱりした味に変わる。

これだよ、これ。

 

タイ料理は味の変化まで楽しませてくれる。無限に楽しませてくれる料理だ。

まだ家の冷凍庫にはガパオがストックされているし、変化を楽しむためにまた作ろうかの。

 

ジューガンマイクラップ