結果は失敗。お店で食べるパッタイとは異なり、麺は引っ付きベタベタした触感で不味かったです。せっかくなのでどこに原因があるのかを考えてみたいと思います。
食材は以下を使用しました。
①パッタイペースト
株式会社アライドコーポレーションが輸入し、タイの台所というブランドで販売している商品の1つです。
ペーストが入った瓶をみると日本向けのラベルが上から貼られておりましたので剥がしてみたところ、輸出者としてNATURAL FOOD INTERTRADE CO.,LTDの文字があったので輸出入者の関係性が分かりました。
ここでふと思ったのは、(株)アライドコーポレーションはどうやってこのタイの企業と繋がったかです。タイ人同士であれば、何かしらの繋がりがあるのは分かるのですが、不思議に思い調べてみました。
アライドコーポレーションは現社長である氏家勇祐氏の父である氏家勲氏が創業した会社を継ぐ形で就任されております。学生時代にタイ留学をした経験から、海外への事業展開の可能性を見出して今に至っておりました。おそらく、このような過程で出会ったタイの方とで輸出入の関係を気付いたのかと推察します。
また、氏家勇祐氏の実母である氏家アマラー昭子氏は長年に渡ってタイ料理教室の開催や多くのタイ料理本を出版されており、日本のタイ料理普及の一役をかっているのは間違いありません。
以下リンクより氏家昭子氏の詳細な活動内容が確認することができます。
②センレック(2mm)
みよし市にあるthai store tikで購入しました。
製造元はバンコクにあるThai President Foods Plcという即席麺で有名な大手企業で、輸入者はPKサイアム(有)というタイ人の方が経営されている会社でした。
この会社の代表取締役でもある松本ピムチャイ氏はPKサイアム(有)だけでなく、東京都内にあるタイ料理屋”ゲウチャイ”の経営やタイ文化センターの理事長もされており、アライドコーポレーション同様にタイと日本を繋ぐ素晴らしいお方でした。
③ニラ、④ニンニク、⑤豚バラ肉、⑥生卵、⑦もやし
東海地方に住んでいる方ならご存じのスーパーマーケット”Valor”にて購入しました。
"Valor”とは勇気ある者という意味がであり、名探偵コナン君の口癖、「バーロー(馬鹿野郎)」とは決して間違えてはいけません。
ニラと豚バラは一口サイズにカット、ニンニクはみじん切り、卵は適当にかきまぜて準備完了です。ニンニクの皮むきが面倒臭かったですね。もやしは袋から取り出しただけです。
ここからが調理手順です。
1)センレックをお湯で5min茹でて、冷水で洗った後にごま油で麺が引っ付かないようにコーティングしました。
2)③~⑦をフライパンで炒め、豚肉に火が通ったら、コーティングしたセンレックを投入。
3)もやしとパッタイペースト、水50mlを加えて、もやしがシンナリするまで炒めました。その後、センレックや具材を端にどけ、溶き卵を投入して卵が固まるまで再度炒めました。
4)ベタベタの不味いパッタイの完成です。
なぜベタベタになったのか?
・明らかに失敗しているのはセンレックを5min茹でている点である。そもそもセンレックのラベルに茹で時間は2minと記載があるので間違えておりました。また、茹でるのではなくぬるま湯につけて麺を柔らかくしておくくらいでよかったと思う。Youtubeとかでタイ屋台の調理動画を見てみるとセンレックを炒めながら柔らかくしていた。
調理の初期段階にて最終的な柔らかさにしようとう考えがいけなかったのではないか。
・また、ニラやもやしを入れるタイミングが早すぎたのではないか。ニラも調理の初期段階で入れており、完成時にはしなびた姿になってしまっている。
加えて、パッタイではもやしのシャキシャキした食感がいいのに、何故かシンナリするまで炒めてしまっている。意図的に不味く作っているのではないかと思われる所業である。
次回調理時はベタベタになった原因と思われる、センレックの茹で時間や調理の仕方を変えてみようと思う。このままでは焼きそばの作れない日本人と同じだ。