2025年も始まったかと思ったら既に終わっていた。そして早くも2026年は9ヶ月を終えてしまった。
清水寺で発表された"今年の漢字"は「熊」であった。秋になっても熊が人を襲ったり、熊被害が過去最多になったそう。このようなニュースを聞くと、童謡「森のくまさん」は本当に呑気な曲だと思う。
2025年は個人的に大きな出来事があった。それは転職である。
転職を経験し、思うことを記録にして残す。
前職と同業種/同職種となるため、比較的ギャップが少ない転職だったと思う。
当然、会社の製品や社内ルールは知らないが、これは後々覚えていけばよいと考えている。
人数の多い会社ではないため、前職よりも分業化はされていなかった。
そのため、ポイントを押さえ、早く、幅広く、器用に立ち回ることが必要だと感じた。
前職は長年同じ会社で、同じ製品群しか関わったことがない方が多かった。
専門性は高かったが、悪く言うと閉鎖的だった。
それ故、他部署の製品、どのような働き方をしているのか全く分からないまま社会人生活を送っていた。
会社が違えば、関わる人も変わってくる。
そして各自が持っている知識/経験が異なるので嫌でも新しい情報が入ってくるので新鮮である。
特に、ドキュメントワークばかりの前職から実際にモノに触れられる機会が増えたのはよかった。
基本的な操作のみであるが、2D/3DCADも使えるようになり、簡単な治具設計もできるようになった。ようやく技術職らしい仕事に片足を突っ込めたと思う。
いや、話を盛った。足の指先くらいだ。
部署のメンバは部長、課長、デキルマン、評論家、おじいちゃん、ギャルの6名。
内、3名が離婚者だ。3組に1組が離婚するとは聞くが、こんなにも近くにいるものだと驚く。私的なことなので理由は聞けていない。
各メンバの簡単な紹介
部長︰
中国勤務。元々は親会社に在籍していたが、自分の入社と同タイミングで転籍。
設備屋なので関わったことの無いタイプ。
チャットが自問自答形式と分かりづらく、ボタンの掛け違いが時々発生する。
課長︰
前職の課長と同じくアニメ声。性別は男。
仕事の守備範囲が広く、先回りと根回しが上手い。
話しやすいので、相談事は真っ先にする。口は軽い。
先輩︰
同い歳のデキルマン(デビルマンではない)であり、二児のシングルファザー。
話が論理的で分かりやすく、ズバッと物事を言う。仕事の処理速度も異常。
部内で一番仕事してる説がある。愛煙家。
評論家︰
昨年は鬱病で休職期間があった小太りおじさん。
50歳近いなので知識と経験はあるが、鬱病なので人と関わる仕事は制限されている。
常に聞き耳を立てており、人の仕事に口出しはするが、自分は何もしない評論家スタイル。
質問に対し、ズレた回答しているのをよく見かける。後知恵バイアスが強いタイプの人間。会社辞めるアピールを頻繁にしているが、こういうタイプは一番辞めない。
おじいちゃん:
技術屋の鑑。トラブった時は相談すれば大抵解決できてしまう。齢70歳であるが、生成AIに重課金したりと最新動向にも敏感。
特に電気/ソフトに精通しており、自動化、設備の改造を次々に行ってしまう。アイデアマンなので、発明王と呼ばれている。
ギャル:
おじいちゃんとは孫のような関係。
自分の入社当初は背中がぱっくり開いたドレスのような服を時々着ており、度肝を抜かれた。話したところ、副業で夜職をしているそうだ。(今はしてなさそう)
酒豪であり、週に何度かお酒を飲み歩いている。
我が強く、口調もきつい。業務時間に化粧タイムがあったりと素行は悪め。
癇に障ることが時々あり、怒鳴りつけたくなる瞬間はある。でも自分もそうだったように20代半ばの人間とはそういうものだろう。そして今は令和だ。
ノリが良く、そこまで気を遣わないので個人的には話しやすい。
癖の強いメンバこそいるが、パワハラをするような人はいないのが救いだ。
そして大きな変化は通勤時間だ。
前職では無限残業列車に乗っていたが、転職先は毎日全員定時。家も近くなったので毎日18:00前には家にいる。
この理由について考えてみた。
1)書類は監査に通る必要最低限
指摘されたら修正or説明で納得してもらうスタイル。前職は隙の無いよう作り込んでいたので書類業務に時間を要していた。
逆にこんな薄い内容でも問題ないのだと知る。ただ、薄めすぎてゼロになってしまい、過去の技術資料がろくに残っていない問題はある。
2)納期や目標管理が適当
会社として良くは無いが、皆が残業してまで目標達成しようとはしない。逆に残業する人は異質扱い。一部のデキるマン達により会社が成り立っている。
とはいえ前職も目標管理は名ばかりだった。中途半端に目標立てての管理はせず、「しない」を選択しているので狙って行っているなら賢い。
3)会議は必要最低限
前職では謎の講演会や勉強会、プロジェクトが多発していた。そういったものに参加することが無くなった。
4)評価サンプル作製
評価サンプルを作製依頼する際、製造部との日程調整や作製依頼書類に時間がかかっていた。今は基本は自部署完結で、リードタイムも短いので、楽になった。
5)システム化されてない
前職ではシステム化されていることが多く、そのせいで急いで手続きしないといけないことが多かった。小さな会社は逆に足枷になるので導入しないらしい。納得できたし、運用しづらいので個人的にも嬉しい。
良い仕組みであっても会社の規模や実情にそぐわないと悪い仕組みとなるのだ。でもそうなると「いつ仕組み化できるのだろう?」とは思う。
考えはじめるとキリがないし、色々と思う点はある。でも両社の良い点/悪い点を知れたのは良いことだ。
気になっているのは雑談がしづらいことだ。
職場は窓の無い閉鎖的な空間である。事務所横に部屋はあるが、スライドドア1枚隔てているだけなので、話が筒抜け。そのため、気軽に話せない。
そもそも自分含めて部内はコミュニケーションが得意な人が少ない。
それもあってか、チームで仕事をするのではなく、個々で仕事をしている感覚となる。話しても仕事のことばかりでしょうもない下ネタなどは一切ない。
雑談は少ないが、名古屋市内ということもあってか飲み会は多い。
店には困らないし、コミュニケーション費が月XXXX円出るので、自分では行かない高級な店で食べれるので喜んで参加している。参加して思うが、飲みにケーションより日々の雑談の方が大切だと思う。
職場の変化により新たに得られているものは多いと感じる。
ただ、会社全体のモチベーションは低く、働くほど不満は出てきそうな環境だと思う。
環境にのまれず、何を身につけたいか意識し、軸を持って働いていこうと思う。
ジューガンマイクラップ