KALDIにて購入したキットを使ってラープを作ってみました。
ラーブはあまり聞きなれないかと思いますが、タイでは一般的な挽肉サラダになります。ラオスからタイ東北部に伝わったとされる料理で、東北部では欠かすことのできないカオクア(煎ったもち米をクロックヒンと呼ばれる石臼ですりつぶしたもの)を使用します。
キットを使用しなくても簡単に作ることができる料理ではあるのですが、私は煎ったりするのが面倒くさいクロックヒンを持っていないこともありラープキットに頼ることとしました。
中身を開封するとこんな感じ。各調味料が個包装となっており、番号も振られております。ライムパウダー、調理ソース、乾燥スパイス&ハーブ、チリパウダー、そしてカオクアになります。
①まずはフライパンに挽肉をぶちまけ、茹でた後にライムパウダーをまぶしました。
ライムパウダーが思った以上に化学薬品っぽく、量もこんなに多くてよいものかと不安になりました。液体だと謎の安心感があるこの現象に名前を付けたいですね。
②ナンプラーやニンニク、エシャロット等で作られた調味ソース、乾燥スパイスやハーブ、チリパウダーを混ぜ込みます。
唐辛子が丸々2本入っているのにも関わらず、チリパウダーを投入させる手順になっており、タイ料理の辛さ耐性に驚くばかりです。私は以前パッキーマオを作ったときに辛さにやられ、翌日はトイレがお友達状態でしたのでチリパウダーは半分くらいにしました。
③仕上げにカオクアを加えて完成です。
味はライムパウダーを使っているだけに酸っぱさがあるのですが、そこに唐辛子の加わり日本では馴染みのない味。カオクアも入っておりますので、時折感じる粒感。
全体としてはヘルシーですし、後味もさっぱりしていますので夏にはもってこいの料理ですね。
調理も極めて簡単ですし、次回はキットに頼らず作ってみようと思います。ライムもレモンで代用できそうですしね。