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タイ料理が大量に。

ROLLED WAFER STICK WITH CHOCOLATE CREAM

Variety Foods International Co., Ltd.より販売されております、ROLLED WAFER STICK WITH CHOCOLATE CREAMを食べてみました。

梱包容器は過去に食べた同社のMini Golden Biscuit with Pineapple Jamと同一のものを使用していました。お菓子の梱包デザインに黒赤を使用するのは珍しいですね。私はどこかダークネスなイメージを持ってしまいます。

 

いつも通り、ラベルを観察。

原材料は小麦粉44%、砂糖34%、パーム油8%、脱脂粉乳5%、ココアパウダー5%、ショートニング3%、ヨウ素添加塩0.1%です。黒蓋を開けると、缶詰のようなプルタブ付きのアルミ蓋が出てきますので、取り除きます。

中には37本のお菓子が入っておりました。上面から見ると蓮コラのようで気持ち悪い。

注入されているチョコレート量はばらついていることも分かりますね。中心部が多くみえます。

 

そして特徴的な白と茶色のビコロール。こちらはココアパウダーを含んだ小麦粉から作られているのだろう。

 

しかし疑問が生まれる。

 

なぜ、この縞模様は斜めに入っているのか?

 

類似商品であるピコラやスティックロールも縞模様が斜めに入っていた。

そうなると製造上、斜めでないといけない理由がありそうだ。

 

商品を見ると白生地の上に茶生地が乗っている。そして2色生地の繋ぎ目は薄くなっている。つまり茶色生地を後から付けているのだ。欠けた茶色部分の裏に白生地があることからも間違いないだろう。

また、お菓子の内部が空洞であることより、空洞には元々棒状のものが入っていたと考える。

仮に空洞に棒状のものが入っていなかったら?

白生地に余程の硬度がない限り、重力に耐えきれず折れ曲がる可能性がある。初めから棒状のものが入っていたと考える方が自然だ。

 

棒状のものが入っていた場合に縦縞を作るとなると、バウムクーヘンのように生地を塗っては焼いてを繰り返す方法がある。そうなると茶色生地は空洞中心に同心円状の層ができるはずだ。ただ、この商品は単層だったのでこの考えは違う。

また生地幅が等間隔であるのも気になる。

一定トルクで回転しながら一方向へ動く棒状のものに一定速度で巻き付ければ、今回の商品はできあがりそうだ。

それかマスキングテープの要領で、棒状のものを型に入れ、チョコにどぶ漬して剥き出しになった箇所に付着させるのもありですな。でもそれだと斜めにする意味は無いか笑

    

自分なりの回答を持ち、製造工程動画でもみて答え合わせしようとしたが動画が無い。

結局私の想像の世界で終わってしまった。

 

食べてみた感想ですが、意外とチョコが詰まっており、そのチョコには独特の甘みがあるので美味しい。生地はビスケットのようにサクッとしてます。

タイから日本に持ってきても粉々になることがない点もいいですね。価格は50Bと安く、美味しかったのでまた別の味を食べてみたいですね。

 

ジューガンマイクラップ