文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

IMPERIAL Coconut wafers

インペリアルのココナッツウエハースを食べてみました。

輸入元は神戸物産ですので、業務スーパーで入手することができます。似たようなディスカウントストアとして大黒天物産のラ・ムーがありますが間違えないようご注意ください。

因みに”インペリアル”という単語には最上級や威厳のあるという意味があるようです。デジモン世代なら皆知っているインペリアルドラモンの意味を20年越しに知ることができまた。

 

製造元は不明。話題のショートニングや小麦粉、粉砂糖を主成分としていますので健康によいお菓子とは言えませんね。

 

ショートニングが身体に悪いとされる理由

化学結合上、4つの置換基を持つ炭素(不斉炭素)には光学異性体が存在します。

光学異性体を簡単に説明すると、鏡写しすると左右対称にみえるが、立体としたときに文字が重ならない構造を指しております。鏡像異性体とも呼びますね。

これとは別にシストランス異性体が存在しております。

炭素間の二重結合は結合力が強く、同一平面上に配置されるのですが、この平面軸への置換基の配置のされかたで、シス型とトランス型に分類されます。軸に対して同一方向に置換基が配置されているのがシス型、反対側に配置されているのがトランス型となります。

 

ここからが本題です。

前提として、一般言われる油脂(中性脂肪)が詳細に区分されることを知っておく必要があります。

油脂のうち、ラードやヘッドのように常温で固体のものは脂肪、植物油や魚介油のように常温で液体のものは脂肪油に分類できます。

また、油脂は分解されるとグリセリン脂肪酸となり脂肪を作りますが、二重結合をもつ不飽和脂肪酸と二重結合をもたない飽和脂肪酸に分類できます。

液体で不飽和脂肪酸である脂肪油に水素付与をすることで、固体の脂肪(硬化脂)に変化させるのですが、二重結合が残るものがあり、残ることでシストランス異性体が生じます。そしてトランス異性体生活習慣病への影響を及ぼすとされております。

これがショートニングが身体に悪いとされる理由であり、油脂含有量の違いによりマーガリンやファットスプレットと呼び分けます。

 

いつも通り脱線しましたが、気にせず食べていきます。

トランス脂肪酸?それを食べると変身できるの?よし、食べてみよう!」という流れですね。

開封したら包装されたウエハースが3袋入っておりました。1袋は6枚入り。

積層を観察します。3枚のクリーム層と4枚のビスケット層が折り重なっております。

個人的にはクリーム層が厚い方が食べ応えがあって好きですね。

口に含むとココナッツの濃厚な甘さが口中に広がり、美味しいです。脳まで甘さがダイレクトアタックしてきます。

クリーム状なのでココナッツ特有の繊維感もなく、ウエハースのサクサク感も楽しむことができますね。

 

箱梱包に個包装が入った形態なので個人用、バラまき用のどちらのお土産にも使えますし、味も美味しいのでお勧めの商品です。

 

ジューガンマイクラップ