金沢の地下街をぷらついていたところ、大豆ミートで作るガパオライスがありましたので購入してみました。
でもそもそも大豆ミートって何なのさ?
世界ではフードテックの名のもとに、食品業界の改革が進んでおります。市場規模としては2025年までに700兆円になるとも言われております。
過去歴史を遡ると、食に対する技術革新、つまりは豚や牛などの家畜をいかに早く成長させ食糧として活用できるかに特化しておりました。
また、人々の食事スタイルも変化していき、ベジタリアンやペスカトリアン、ヴィーガンの方も増えてきました。ネットで話題のグレタさんもヴィーガン主義と言われていますね。
そんな時代背景もあってか、新たに出てきたのが植物性タンパク質から作られる代替肉”大豆ミート”です。作り方は豆腐から水分を抜き、乾燥させる。と実にシンプル。
料理のアレンジもしやすく、ヘルシーということが人気な点になります。
海外では大豆由来のバーガーである、インポッシブルバーガーやビヨンドバーガーが有名です。
実は大豆由来の肉は日本でも多くの方が口にしております。
それは日清食品のカップラーメンに入っております”謎肉”です。大豆由来の食材と豚肉を組み合わせて作られた具材ですので、知らぬ間に食べているわけです。
てなわけで、早速作っていきます。
玉ねぎ、ピーマンを切り炒めます。その後、大豆ミートを投入。
大豆ミートは粘度がなく、パサついております。まるで、消しゴムのカスを丸めて集めたよう。原料は豆腐なのですが、色は薄茶色です。原料に米味噌を含んでおりますので、こちらが色移りしたのかしら。
付属していたガパオの素を混ぜて軽く炒めれば完成です。
不味くはないのですが、味気ないというか物足りない。
素が薄いのかと思いパッケージを確認しましたが、オイスター、醤油、ニンニクと様々な調味料が混ぜられております。
肉には特有の食感や脂が含まれていますが、脱脂大豆は脂がないゆえに、旨味を引き出せていないのだろうか。でも旨味の素となるタンパク質は持っていますし。そうなると油脂が分解されて生みだされる脂肪酸がないからか。
うーん、勉強しないと分からん世界だ。「ガパオは鶏肉で作ったほうが美味しい」ということが分かっただけでもよかったかのかな。
では次は鶏肉で。
ジューガンマイクラップ。