大学の友人と長野市に訪れたときに、メガドンキにより購入したタイ日清が作っておりますインスタントラーメンを購入しました。
パッケージデザインも黒と金であしらわれており、ロブスターも載っており高級感が漂っております。価格も袋麺にしては高額な150円であり、期待が高まります。
気になるのは商品名にも登場する"カピ"という海老醤油です。
ナンプラーと同じく、タイ料理にかかせない調味料になるのですが日本では聞き馴染みがありません。
海老醤油というと液体を想像しますが、カピは液体ではなくペースト状の形態をしております。塩漬けにした小エビを発酵させたもので、瓶詰めにされて販売されております。ベトナムだとマムトムと呼び、知立のベトナム料理店 HVFOODで初めて食べた時の衝撃は忘れられません。口に含むと拒絶反応を起こしてしまい、「オエッ」っとえづいてしまいました。
HVFOODではカピに野菜や肉をディップして食べましたが、塩辛さを活かしてカオパットや野菜炒めに使用することが多いようです。
そんなカピを用いたインスタントラーメンですが、一体どんな味なのだろうか。
内容物は粉末と液状ペースト、乾麺です。おそらく液状ペーストがカピを含んだ小袋。
具材が一切ないので、葱とピーマン、木耳を切って加えていきます。
茹で上がった麺にカットした具材を加え、化学調味料の粉末をかければ完成です。
見た目は廃棄物のようで美味しくなさそう。そしてケミカルな香りがプンプンします。
一口入れると口にチーズ臭と辛さが広がります。
味はうまい棒の明太子味でしょうか。海老の香りは一切しません。ロブスターはどこへ消えたのか?
「パッケージは現地タイのデザインです。」・・・・
いや、どういうことだってばよ?デザインは現地でしてる情報はどうでもよくないか。
パッケージはイメージですとかなら分かるけど、わけがわからないです。
超大手企業である日清食品さんの力をもってしても、やはりタイ料理をインスタント麺で表現することは難しいのでしょうか。
日本でのタイインスタント麺紀行はまだまだ続きそうです。
ジューガンマイクラップ。