「おすすめのドラマってある?」
高校生達が電車の中でするのを目にしたことがある。ここでのドラマはギリシャ語で演劇を意味するdramaのことであろう。
また、バンドマンのドラ厶担当もドラマーという。単語に伸ばし棒は入っているが、気にする事はない。れっきとしたドラマだ。
タイのお菓子にもドラマがある。そう、ドライマンゴーだ。
今回食べてみたドライマンゴーは薄切りされたものでなく、1cm角に刻まれたものであり、グラノーラに含まれてそうなサイズ感。乾燥してこのサイズなので、乾燥前は2cmくらいだろうか。ちょっと口が寂しいときにつまむのに丁度よい。
甘みは強く、数を食べることができないのでグミのように気付いたら袋が殻になっていることはない。でも食べ応えがあるのが好きな方は、薄切りタイプをお勧めします。
ふと過去を思い返す。
初めて食べたドライマンゴーは大学生時代にタイに出張へ行った教授からお土産でいただいたものだ。「安くて美味しい、タイ最高!」と話していた。
また、仲の良い友達はタイとの交換留学に行き、タイのおばちゃんにスペシャルマッサージを受けたり、連絡先を交換したタイ人の子に夢中になっていた。彼もまた「タイはいいところ」と話していた。
学生時代にタイと接する機会はあったのだが、見向きもしなかった。今も決して視野が広いとは言えないが、当時は相当に狭かったと思う。
タイムマシンで過去に戻れるなら、「もっと視野を広く持とう」と伝えてあげたい。
ドライマンゴーを見ると思い出がリフレインする。
きっと私だけでなく、各人に思い出がある。そこにはドラマが詰まっている。
ジューガンマイクラップ