ボルダーをしに、久々に豊田の古美山園地へいきました。
前回訪れたのは確か一昨年の冬。
その時は車は殆ど停まっておらず、閑散とした岩場になってしまったと寂しく感じました。
ただ、今回はまさかの満車。asoviva macro villageにて500円支払い駐車しました。
先日”のぼる巨チン”という部分主張の激しいクライマー兼YouTuberが豊田Tripと称した動画をあげていたからかと思ったが。友達曰く、「チッピング騒動が落ち着いてきたから」とのこと。
リーチロックに行ってみたが、先客が1名いるだけで他には誰もいなかった。宮川エリアに行ったのだろうか。
スラバーユを3本ほど登り、アップをした。
岩の上には先日振った雪の残りがあったが、狙いの”一難去って”は風抜け/日当たりがよいので乾いていた。
常連らしき方もチラホラ現れ始めた。いつも古美山にいる黄色ジャンパーのおじいちゃんは足首を捻挫したようで、お休み中とのこと。
”一難去って”を触る。かれこれ4年前くらいから触っているので流石に登りたい。
(途中サボっていて全然登っていない期間はあるけど・・・)
一難目までは余裕で登れると思っていたが、ムーブを記憶から完全に消し去ってしまい苦戦してしまった。友達が撮った動画を見返していたが、酷い有様。
でも何本か登っているうちに思い出し、何とか一難目は去ることができた。私のムーブの場合、右カチ取りしてから左足で立ちこむ際、右膝を内側に入れるのがよかった。
ただ、ここからが一向に抜けられない。
右足で粒を拾うのだが、探して踏む余裕がないのだ。右足で岩をタップするだけして落ちるを繰り返した。指が疲れてしまい、高度は徐々に落ち、結局登れなかった。
ジムでは登れるようになってきているのに、何故登れないのだか。
天ヶ峯の御堂下部エリアへと場所を移した。
ボルダーで来るのはお初である。私は毒牙や百足を触って遊んでいた。
友達や先行してエリアにいた方はEnclaveという課題にトライしていた。トライしている姿をみて、登れる岩なのだと認識。
ジュウリョクオカシクナイカ・・・?
日没まで登っていたが、私は毒牙にも見事に撥ね退けられてしまった。
そんな1日を過ごした後、タイ料理屋「ぺっぽい」を訪れた。
豊田、みよしのタイ料理屋と言えばここだ。メニューの数が多くて悩む。
私はムー・トッ・カッティアム、トム・セップ、友達はクン・パッ・メットマムアンヒマパーン、センレック・トムヤムを注文した。
料理に出てくるのに少々時間はかかったが、次々と運ばれてきた。
まずはセンレック・トムヤム。トムヤムベースのスープに米粉麺が入っているのだが見た目は岐阜タンメンのよう。私は食べなかったが、豚の出汁や香草の味が染み出していて美味しそうだった。
そしてムー・トッ・カッティアム。
プリックタイが効いており、ピリピリと舌を刺激してくる。肉はモモ肉だろうか、脂肪分が少ないので自分好みであった。そして何よりもお腹が空いているので異常に美味しく感じた。
クン・パッ・メットマムアンヒマパーン。海老、炒める、カシューナッツの単語から成るそのままの料理。
チリインオイルとオイスターの甘辛さがして美味。エビは厚手のダウンのように衣で纏われており、2倍近いサイズになっていた。セブンイ〇ブンや渋谷ギャルも驚きの盛りようだ。
そしてメインディッシュとも言えるトムセップ。
大量のモツが入ったイサーンのトムヤムスープで、セップはイサーン地方の言葉で”美味しい”を意味する。
モツの臭みをとるためか、レモングラスやバイマックルーをはじめとした大量のハーブ類が入っていた。
みたことないモツが何種類かある。牛と豚の混在だ。
ショウチョウ、コブクロ、牛スジが入っていた。
口に含むとまず酸っぱさがくる。そして辛さがボディーブローのようにじわじわとダメージを与えてくる。気付いたらじんわりと鼻汗をかいていた。
友達はタイらしい不思議な味、美味しいというより面白い料理と言う。
そしてトイレに行ったとき、衝撃の情報が。
そう、今月に閉店なのだ。お店の入り口ではなく、トイレに貼るのが斬新。
これは気付かないよ!
店員さん曰く、「建て壊しになるので、出ていかなければならない。大家さんにも言われている」「また移転してお店を開くが、まだ場所は決まっていない。現在探し中」らしい。たまたま閉店間際のタイミングで来れてよかった。
これでこの場所のぺっぽいは見納め。
寂しいが、移転オープンしたお店には行きたいと思う。
一難は去れなかったが、ぺっぽいは去ってしまう。ホームジムのズットンも去ってしまう。
私はいつになったら去れるのか。そんなことを思い、自宅へと戻った。
ジューガンマイクラップ