北岡崎にあるトランというタイ料理屋にランチに訪れました。
前情報で昼時に混むと聞いていたので、開店前の11:20頃から店前で待機し、開店と同時にお店に入りました。
トランとはアダマン海に面したタイ南部にある県名で、マレー語では夜明けを意味している。トラン県出身の方が料理をされているのでこの店名になったみたいだ。
ナコーンラーチャーシーマ出身じゃなくてよかったと思う。
ポピアトートクン、ガパオ、トムヤムクンを注文。
ガパオは私の中で注文率が高い。お腹が減っていることも関係していると思うが、純粋に好きなのであろう。インドネシアのナシゴレンよりも圧倒的に食べる頻度としては多い。
ポピアトートクンは聞きなれない名称であるが、ポピア；春巻、トート；揚げ、クン；エビという要するにエビの揚げ春巻きである。
カリッとした衣に包まれた柔らかなエビにスイートチリソースをつけて食べるのですが、美味しい。主菜としても夜のおつまみにもなるポテンシャルを持っていますね。
ガパオも安定の美味しさ。当然のごとく、揚げた目玉焼きが乗っている。
揚げているのに”焼き”という表現は矛盾しているなといつも思う。
焼くのではなく揚げる理由は、タイでは丸底のプライパンを使用している方が多く、油をためやすく作りやすいからとか。
また、鉄製フライパンを使っているので、油慣らしがそのままできることも理由として考えられそうです。
※動画をみるとよく分かるが、やっぱ誰がどうみても焼いていない・・・
トムヤムクンはポピアトートクンに負けないサイズのエビが入っており、各香草類の味も出すぎず美味しい。以前家でトムヤムクンを作ってみたのですが、調味料の味しかせず、こんな味にならない・・・
■トラン店内
喫茶店みたいに週刊少年ジャンプとかは置いておらず、タイに関係する書籍・雑誌で統一されておりました。
その中で、ふと手に取った漫画で気になる情報が。
『タイではイチゴを食べるときに塩唐辛子をかけて食べる』
甘党で、練乳と一緒に食べることがある私には何を言っているかよく分からない文字列。少し調べてみたところ、塩唐辛子はプリック・グルアと呼び、イチゴに限らずパイナップルや青パパイヤ等に振りかけて食べるみたいですね。タイ屋台でカットフルーツを購入すると付いてきて、配分は砂糖が多いらしい。甘みを際立たせることを目的としており、日本人がスイカに塩をかけるのと同じですね。
やっぱり食文化というのは多種多様で知れば知る程面白い。
コロナ禍で気軽に海外へ行けなくなった今、タイ料理を食べ、タイの書籍・雑誌を読み、タイへと想いを馳せることが私の楽しみの1つとなっております。このことは決してマイナスではなく、プラス材料として捉えておきたいですね。
