タイ食材店で見つけた謎缶詰を食べてみました。
缶にはサイズ違いの白菜が載っていますが、商品名はマスタードレタスピクルスと書かれております。白菜なのか、レタスなのか、ピクルスなのかが全く判断ができません。
一つわかるのは、野菜とよくある添加物が使用されているのみです。
野菜だし、食べても最悪お腹を壊すぐらいと高をくくって購入しました。
製造元はThe Peace Canning Co.,LTD.という企業でバンコク南部に位置しております。
会社名からも分かるように、缶詰商品を主に扱っているメーカーで、ヤングコーンやランブータン、白菜を謎液体に漬け込んで販売しております。
会社は日本の小中学校のような外観の建物をしていました。私が勤めている会社(増設を繰り返し、内部が迷宮状態)よりも綺麗ですね。
漬けられた野菜の正体を探っていく
ピクルスと聞いて真っ先に思い浮かぶのはマックのピクルスになります。
昔はバーガーを食べるときに一番最初に食べるくらい苦手だったのですが(食事の時に好きなものを最後に残すタイプの人間)、今では酸味があっていいなと思うくらいにはなっております。
実は今日の今日まで、ピクルス=”キュウリを薄切りして酢漬けした食べ物"だと思っておりました。どうやらピクルスとはキュウリに限らず、野菜や果物を酢漬けした後に香辛料を加えたものの総称を指すようです。
今回は謎野菜が漬けられておりましたので、その正体を突き止めたいと思います。
ヒントは堂々と。
パッケージを見たところ"華南菜"という中国語表記がされておりました。
ネットでキーワードを叩いてみるとカイランと出てきます。そしてこのカイランの別名がグリーンマスタードレタスになるのです。レタスという名がついており、見た目はサニーレタスと似ておりますが、特有の辛さがあるようです。
そしてピクルスを作るための液体ですが、醤油、調味料(アミノ酸等)、乳酸カルシウム、ph調整剤、酸化防止剤・・・
いやいや添加物のオンパレードで全く分からない。
とりあえす野菜が腐りにくくしているのは分かります。
それでは実食を。
缶の中にパンパンに詰められております。さすがに機械が詰めてると思いますが、どうやって詰めてるんだろ。
そして中身のマスタードグリーンレタスですが、白菜の芯の部分だけ取り除いたような見た目をしております。芯の部分だけ捨てることが結構あるので、柔らかくして食べれると思えばよい環境に食品。でも芯と葉が繋がっていることもあって箸で全然切れないです。そのまま噛り付くか、ハサミや包丁で切る必要があるがめんどかったです。
そして気になる味ですが。
全然辛くありません。酸っぱさはありますが、鼻から汗がでるほどではなく、まろやかで食べやすいです。(私は酸っぱいものが苦手で、梅干やレモンを食べると鼻から滲むように汗をかくので。)
こってりとした料理のアクセントにはよいのだろうけど、そもそもあまり漬物が好きではないのでリピートはないかな。正直キムチでもいいし。
でも日本では食べれない食材を食べれて面白かったな。
ジューガンマイクラップ。