Mae Ployよりパネーンカレーを購入して、食べてみました。
パッケージにはカービングされた人参とスイートバジル、薄切り葱、ヨーグルトらしきものが載っております。
よく見ると、パクチーではなくスイートバジルが載っていることに少し驚きました。
なぜならタイの諺である「最後にパクチーのせとけば何でも美味しそうにみえる。」に反するからです。
では、どういう使い分けなのか?
調べてみたのですが、明確な使い分け基準はありませんでした。その為、調理するときにどちらを使用するか悩ましいところですね。
味の違いとしてはスイートバジルが甘みと爽やかさがあるのに対し、独特の香りと苦みのある味であるのがパクチーになります。
代表的な使用されている料理ですが、スイートバジルはカプレーゼやマルゲリータなどイタリアンでの使用が目立ちます。トマトのような酸味のある料理との相性がよいのでしょうか。
一方で、パクチーは東南アジア料理での使用が目立ちます。(寧ろ他はない?)
特徴としては、若干脂っこさがある料理に使用されることが多いのかな。
でも、パネーンカレーは比較的脂っこいけどホーリーバジルを使用している。
今一度考える。
料理というものは結果から、美味しいかどうかを判断するものとするではないか。
「どのような組み合わせだと美味しくなるか」は料理を開始する前にある程度は考えるのだろうが、最終的には口に入ったときにどう感じるかだ。
その為に調味料の配分や食材を変えて、数百もの試作料理を作って確認するのではないか。
ワインの世界ではマリアージュを楽しむという言葉がある。料理との組み合わせで美味しくなることを指している。
つまり、パネーンカレーの場合はホーリーバジルがマリアージュするのだ。
自分なりにしっくりする答えが出たので、早速作ってみる。
タイカレー恒例のペースト炒めから開始する。「うーん良い、かほり。」
チャオコーのココナッツミルクと挽肉、茄子を良く煮込みます。タイカレーはやはり簡単に作れる。ちょっと煮込みすぎてしまい液体感がなくなったのが残念な点。
お気に入りのお皿にカレーをよそって完成です。濃厚な甘みが口の中に広がります。
とにかく濃いですが、喉が痛くなるような濃さではなく自然な甘みがあります。
手軽に作れるので、また食べようまい。(米だけにね。)
ジューガンマイクラップ