文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

ヤマモリ(株) パネーンカレー

私はタイカレーという迷路に入り込んでしまったようだ。気付いてはタイカレーを手に取り、口から体内に取り込んでいる。タイカレーがないと落ち着かない。

おそらく薬物依存症ではなく、タイカレー依存症になりかけている。

 

またまたヤマモリ(株)のタイカレーを食べてみましたので紹介したいと思います。

 

今回食べたのはパネーンカレーです。(このカレー半端ねえんだ・・・笑)

パネーンカレーの特徴と言えば、ふんだんに使われたココナッツミルクやピーナッツの"甘み"と赤唐辛子の"辛さ"という相反する2つの味の調和ですね。

パッケージは黒基調に金文字という高級感のあるデザイン。お正月に出てくる、黒豆に金粉と似てますね。

一方で、深夜のドン・キホーテに出没するヤンキーが着ている”金のハローキティのロゴ付の黒ジャージ”も黒と金の組み合わせでした。色の組み合わせだけ以外にも高級感を印象付ける要因があると考えられます。

パウチの色は緑色。今回食べたパネーンカレーで3/8種のヤマモリタイカレーが緑色パウチであることが分かりました。引き続き確認はしていこうと思います。

 

パネーンカレーのパッケージを眺めていたところ、カロリーが異様に高い気がしたのでヤマモリ(株)の他のタイカレーと比較してみました。

カレーの量が種類によって若干異なっておりましたので、100g当たりに換算しております。

表から分かること

 ・200kcal超えはパネーンカレーのみ。

 ・次点でkcalが高いのはマッサマンカレー

 ・上記の特徴がみられる成分は脂質。

脂質がエネルギーに影響していると推測し、脂質の影響度が高いことを重回帰分析より確認をしてみました。

決定係数は0.9999・・・と限りなく1に近い値を示しており、F値も0.05を大きく下回っておりますので、精度高く予測できる有用な回帰直線でした。今回は補正値R^2をみておりますが、パッケージ情報を抜き出したのみで標本サンプルという考え方がないので補正値をR^2をみるべきじゃないかったのかな。

また、各係数のP値から少なくとも食塩以外はエネルギーに関係していると考えられます。t値や重回帰係数からは脂質がエネルギーに最も関係していることが読み取れます。

 

ちなみに回帰式は以下の通りでした。

脂質を多く含んだカレーのエネルギー量が高くなることが分かります。つまり脂質を多く含むココナッツミルクを贅沢に使っているパネーンカレーは必然的にカロリーが高くなるのです。逆にココナッツミルクを使わない、プリックカレーはカロリーが低くなり、表のカロリー結果とも合致します。

というわけでハイカロリーカレーもといパネーンカレーを食べてみました。

油の層が目で見て分かるくらいに広がっておりました。でも確かにココナッツミルクの味が出ていて甘辛くて美味しい。油がジャスミン米をいい具合にコーティングしてくれるのでツルっと喉を流れていきます。これが罪の味か・・・

美味しいのですが、カロリーを気にされる方は避けた方がいいカレーでした。

可愛い物には棘があるというように、美味しい物にはカロリーがあるのです。