アジアスーパーストアで購入したミルクタブレットを食べてみました。
パッケージは全てタイ語で書かれております。おそらく製造ロットや成分表、製造業者など書かれているのでしょうが、読み取ることができません。
EANコードより登録事業所を調べるとチットラダー離宮と表示されます。タイ王室の中枢地である場所が一体なぜ登録されているのだろうか。
タイ語ではパッケージに記載されているのですが、タイのロイヤルプロジェクトによる商品で、Suan Dusitにある粉乳工場にて製造されております。
タイのロイヤルプロジェクトとは?
タイ王室が自らの資金を投資し、タイの農業や工芸品の活動を支援して発展させる目的で動いているプロジェクトになっております。
ミルクタブレットは農業支援という括りで開発されており、利益が殆ど出ず、タイ人の国内消費を促す商品となっております。
このロイヤルプロジェクト商品ですが、タイ王室の手が入っているだけあり、品質面での信頼度が高く、タイ人の中でも人気のある商品のようです。Royal Project Shopというプロジェクトの商品を専門で扱うお店もあり、タイのお土産としても人気があるようです。
要は地元食材を販売する道の駅が、国単位へと規模を拡大されたものだと捉えればよいかと思います。
気になる味はどうか。厚さは2~3mmですが、カバンの中に放り込んでおいても割れることなく頑丈です。
タブレット製品だけあり、粘度はなく、粉っぽさがある食感。味は牛乳というより、粉ミルク。乳製品が好きなので、美味しく食べることができました。
王室が自らの資金を出して、国の経済を回そうとしているのは日本では考えられないです。タイでは、王様のグッズが出たりしており、人気の秘密を少しだけ垣間見た気がします。
ジューガンマイクラップ。