文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

タイキッチン 上野

出張では連日タイ料理を食べ歩くスタイルで生きております。

本日は上野にありますタイキッチンへ訪れました。

 

ただ、東京で過ごす夜は本日が最終日ですので、お店へ行く前にアメ横を探索してみました。アジアを感じる賑やかな通りに、露店がずらりとならんでおります。

老若男女問わず、商店街にて買い物や飲食を楽しんでおりました。昆虫食の自販機もちらほら設置されておりました。カオサン通りで売り子がタランチュラや芋虫、コオロギを売りつけてきたのを思い出しますね。

 

目的地は、タイやインドネシア、中国などの各国の調味料やスパイスを取扱っている”野澤屋”というお店になります。

Google Mapでは上野センタービルの地下にある、アジア食品市場の一角にあるようです。入り口をみつけ、下りていきます。

残念ながら撮影禁止の表示がありますので、地下街ではシャッターを切ることはできませんでしたので感想のみ。

入ってすぐに、異臭ではありませんが特有の生臭ささが鼻孔を刺激します。

それもそのはず、地下では豚足や生肉が販売されているのです。そこに中国、タイなど各国のスパイス臭、海鮮類を扱うお店からの生魚の臭いが加わることで特有の臭いを生み出していると考えます。地下という環境も加わることも要因かと思います。

 

閉店間際に駆け込んだこともあり、目的の野澤屋はクロージングの布で囲われていましたが、日本でみることのできるアングラな世界を楽しむことができました。

まさに、国に隠れた異国と言える場所でした。

ちなみに貫通型の地下構造ですので、反対側の出入り口はこんな感じ。初見だと入るのを躊躇う入口ですね笑

てなわけで、タイキッチン上野へ夕飯へ。

店内にはムーガタ(タイ焼肉)をするベトナムカップル、大学生くらいの日本人カップル、サラリーマン風の男が2名座っておりました。

何を頼もうかメニューをみましたが、驚くほど高い。1200円以上がベースになっております。最安で且つお腹が膨れそうなメニューを探し、出した結論は「カオカムウ」。

日本語だと「豚足煮込みご飯」になります。

おそらく主に華南地区から移住してきた中国系タイ人の影響で、タイ全土に広がった料理であり、元々はスコータイ王朝時代への承認往来が始まりの種になっているのかと推察します。

そして気になるお味は・・・

直ぐに分かる、あまり美味しくないやつだ。

あんかけの味はまばらで、味が濃いところや薄いところと偏りがあります。

最も気になったのは、お米は冷凍したものを継ぎ足しで使用している感が満載な点である。米は乾燥してパリ付いたものがあるのだ。写真では分かりづらいが、お米の色が黄ばんでいるものと、白色の部分がある。主役である米がB級、いや、C級であるのだ。

 

700円だったら許すことができますが、1200円...

下調べが足りず、選んだ私にも責任はあるのですが、コスパの悪いお店でした。

 

口直しにスギ薬局キットカットを買い、御徒町公園で懸垂をして帰りましたとさ。

東京にはこのタイプの懸垂遊具が多くていいな。

ジューガンマイクラップ。