文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

DOI KHAM DEHYDRATED STRABERRY

タイ王室が手掛けているブランド”ドイカーム”から販売されている苺のドライフルーツを食べてみました。

Dryではなく、Dehydraledという表現を使っているのは珍しいです。一緒の意味ではあるのですが、後者は化学的な食品を連想しますね。

 

パッケージには蝶がとまった苺のイラストがあります。羽の模様からするにはモンシロチョウですかね。大きさは約20~30mmですので、パッケージの苺は超巨大ということになります。

 

元になった寺院はチェンマイにあるようで、ワット・プラタート・ドーイカムが正式名称。ワット(寺院)、プラタート(聖なる)、ドーイカム(タイ北部で金の山の意)からなる寺院です。チェンマイと言えばドイステープの印象が強いですが、こちらも有名な様子。どうやら仏陀の髪の毛が祀られているようです。

 

そんなわけで早速食べていきます。

 

果物には果糖が含まれておりますので、砂糖不使用かと思いきや20%は砂糖。実際に食べるときに指で摘まんだのですが、ベタベタになりました。

粒までしっかりと残っており、噛んだときに粒感を楽しむことができます。乾燥されていますが、水気も残っており柔らかい。苺の味も強く、美味しいです。

内容量が少ない以外は大満足の商品です。

 

ふと疑問に思ったが、苺を市場ではみかけたことがない。ドリアンやジャックフルーツとか東南アジア特有の果物に目が行っているだけの可能性もあるが、少なくともバケツに盛り盛りと入れられてはいない。

タイ国内でも生産しているが、どうやら甘くないものが多いようだ。そこで日本から苺を高級品として輸入して、タイ全土で販売している。

そんな理由もあり、屋台の苺のスムージーはタイ産苺が砂糖と合わせて使用される。

本商品が砂糖を加えて製造されていたこととも繋がる。

 

食材の背景からみる商品も面白いですな。

 

ジューガンマイクラップ