11月後半から急に冷え込んできましたので、GWにタイを訪れた際に購入したタイティーを飲み始めました。
タイティーと言うと屋台で売っている、不自然に茶色くて甘すぎるミルクティーを想像する人が多いのでしょうか。今回紹介するのはそのタイミルクティーのベースとなる紅茶になります。
BIG Cを訪れると様々なタイティーブランドをみることができますが、今回は王道のChaTraMueブランドを購入しました。1945年に創業された老舗のお茶メーカですね。タイの各地でチャトラムーブランドのお店をみかけます。
間違ってもディスカウントスーパー「ラ・ムー」で売っているお茶のことではありません。(茶とラ・ムーってね。)
購入したのは缶の色がGOLDのゴールドラベルです。気品があり、美しいですね。
他にも赤缶と緑缶が存在しており、赤缶はオリジナル味、緑缶はグリーンティーが混ざった味になります。
ではゴールド缶と赤缶の何が違うのか?
その前に、お茶の世界に存在するティーブレンダーという仕事を知る必要があります。
紅茶の原料である茶葉、いわゆる原茶には味や香りといった官能要素に違いがあります。そして原茶は紅茶の味に直結しますので、味や香りを正確に判別する必要があります。且つ、選別した原茶をブレンドして紅茶を作り出すスキルを持った方がティーブレンダーとなります。
もう一点、赤缶との違いがあります。それは発酵が加えられていることです。
そもそも紅茶の時点で茶葉を完全発酵させたものになりますので、その時点で熱処理で発酵は止められているはず。では、そこから発酵を加えるということは麹菌を加えて再発酵ということなのかな。ですので発酵が進んおり、渋みとコクが赤缶より強い缶と理解しました。その分価格も上がります。
では缶を開けて飲んでみます。
蓋には「いいね!」を意味する親指を立てたデザインがついております。中東や南米では性的な意味を表す侮辱サインになりますので、プレゼントとして購入する場合は要注意ですね。
缶の中には金袋が入っておりました。徹底してゴールド色を使用しているので高級感を感じられますね。
金袋の中身はこんな感じ。紐無しティーバッグです。
紐があると水筒のような縦細容器にいれるときは便利ですが、ティーカップで飲むには不自由しません。
手を洗ってから取り出したからなのか、水が付いてしまい色が染み出してしまいました。既にタイティーのオレンジ色をハッキリと確認することができます。
タイティーはオレンジ色と言いますが、正しくはアッサム茶に練乳やミルクを加えることであの独特の茶色を作り出しております。
成分表を見ても、タイティーという記載ではなく95%アッサム茶、4%が砂糖、残りが着色料ISN110ですね。いや、人工的にも色付けてるのね。
ポットで抽出して、飲んでみます。
紅茶のいい匂いがしますね。ミルクとか入れてないので、ただのアッサム茶。
元々砂糖が入っているからかほんのり甘く、喉に詰まるような感じもなく飲みやすいです。そもそも珈琲派なので、アールグレイやカモミールなどと比べるとどうかとかは言えないですね。
師走となり、寒い日が続くので、ホットミルクと練乳でも入れて飲んでみるかね。
ジューガンマイクラップ