7:30起床。
昨日のビーチ巡りと、筋トレにより身体の各所が筋肉痛だ。充実した1日にするはずが、身体がついていかず、ソファーでスマホを弄りながらだらけてしまった。
9:00になり、ようやく重い腰を上げ、朝食会場へ向かう。
メニュー表から料理の注文は一人1品でなくてもよいことが分かったので、Skyview bowlとRed velvet pancakeを注文した。
Skyview bowlはオートミール飯の上に、蜂蜜がかかった果物がふんだんに使用されており、甘い。減量飯として食べられることの多いオートミールだが、ここまで甘いと健康とは程通い存在になる。
Pancakeは生クリームが多く、胃がもたれてきたので半分だけ食べて残してしまった。注文するなら甘い料理と塩気のある料理の2品にすべきだった。
朝から食べ過ぎたという罪悪感から、気付けばGYMに向かっていた。
アームカール、ダンベルフライにて腕と胸に刺激をいれる。トレーニング後は腕がパンプしており心地よい。やはり宿に併設されているのは嬉しいですね。
今日はシュノーケリングを絶対にするという強い思いがある。ピピ島ツアーでできなかったので、何とかプーケットにてやりたかったのだ。
機材レンタルできるお店もあるが、値段が変わらないなら買ってしまおうとデカトロンへ。
数年前までは兵庫や千葉にも店舗があったようだが、日本から完全撤退してしまった。
スポーツデポやゼビオなどのスポーツ量販店が充実しており、比較的価格も安価なのでターゲット層が被ってしまったのだろう。
早速お店に入る。リゾート地だけあって、海で使用する備品が多く並んでいる。
最近はシュノーケルとゴーグルが一体化したカブトムシ型のマスクがあるようだ。クワガタ型もでないかな笑
マリンアクティビティ用品の外には、登山用品やヨガ、トレーニング機器を取り扱っていた。商品1点1点がワークマンのように安く、つい購入したくなってしまう。
クライミングシューズも売られていた。ソールはノーブランドで、価格は約8000円なので手を出しづらい商品である。
エミタさんはラッシュガードやウォーターソックスなどを爆買いしていたが、日本に帰ってからも当面泳ぐ予定はないので「本当に必要なのかな」と思った。私は当初の予定通り、シュノーケリングセットとTシャツを1枚購入した。
結局、2人で1万円近く使ってしまったが、自分へのお土産だと思うことにした。
デカトロンで凄いと思ったのは、バスケットゴールやランニングコースなど、店の外に購入した商品をすぐ利用できるような施設がある点だ。店員さんに聞けば、テスト使用してから購入することができるかもしれない。
※DECATHLONに行く途中に検問に遭い捕まりました。国際免許を宿の金庫に預けていたのが1つの要因です。
捕まると建物内に連れていかれ、そこにいる警察官に「何日間滞在するの?」「どこ出身?」「名前は?」と聞かれました。
プーケットでは様々な場所で検問がされており、検問所は一通の道路ばかりで回避はできないです。今回、罰金として1000Bを支払い許してもらえましたが、旅行で嫌な思いをしないためにも、免許は常に携帯した方がよいです。あと、ノーヘルも駄目ですね。
その後はYouTubeにて度々紹介されている「Gochapan」という雑貨屋へと向かった。徒歩で行くには距離があるが、レンタルバイクやレンタカーなら20分ほどで行くことができる。
店内は日本人ばかりで、チャイハネなどアジアン雑貨屋と同じ香りがした。
それにしても品揃えが面白い。屋台では見たことのないTシャツや飲食店に置かれているペットボトルの水入れや正方形のティッシュ入れなど、独自の仕入れ先を持っているようだ。
店長の小野さんと立ち話してみました。
元々海外旅行好きで、インドやトルコ、エジプトを訪れておりいつかは海外に住みたいという想いを長年抱いていたそうです。
一応社会人経験を積むため、高校教師になっておりますが海外への想いが勝り、タイに移住されたそうです。かれこれ21年間はプーケットという土地に住まれており、娘さんもいらっしゃいました。
プーケットに決めたのは、治安が良く、のんびりとした雰囲気が気に入ったからとか。(元々は横浜で働かれております。詳細は以下店長ブログを参照ください。)
プーケットのアロマ雑貨屋さん-hapan日記 (hatenablog.com)
最近はYouTubeや"るるぶ"で取り上げられ、それをみた日本人がよく来るそうです。この発言を聞き、YouTubuが検索ツールになっているのだと改めて感じました。
お店を訪れたときは「対象商品を2点購入すると1点無料になる」という紳士服量販店でありそうなキャンペーンをしていました。
エミタさんは確りとこのBIGウェーブに乗り、ハンドクリームやリップクリーム、石鹸を購入していた。
日本から離れた地で、独立し、生計を立てている姿を見て活力を得ることができた。自分は完全に会社員という歯車と化しているので、店長のような行動力は真似ていきたいですね。
時間はちょうどお昼ご飯時だったので、店長に美味しいお店を尋ねた。
30秒ほどでいける隣のカオソーイ屋が美味しいとのことだったので、お店の前まで案内していただきました。
紹介されないと入ることはないだろうお店であり、こういったやり取りは海外旅行感があって最も好きな瞬間だ。
木材ベースで作られた店の雰囲気もよい。飼い猫も暑さにやられてくつろいでおり、可愛い。
カオソーイはNorthern Style Kao-soiという料理名で販売されており、肉の種類は選択することができます。
私はチキンで、エミタさんはポークだ。(I'm chiken, Emita-san is pig.)
カオソーイはチェンマイ大学のタイ北部情報センターではイスラム料理として紹介されているため、チキンは邪道な注文の仕方とも取れる。店長は敬虔なムスリムではなさそうだ。
マナオや玉葱、高菜は小さなプラケースに入れられた状態で渡された。このスタイルは初めて。
タイ南部のカオソーイはタイ北部と異なり、揚げ麺が若干細い気がする。でも最も異なると思ったのは、ココナッツ感が薄いことだ。辛くて舌がピリピリする。
肉は軟らかく、麺にコシもあるので美味しい。Gochapanの店長おすすめだけはある。
お店を出て、スキューバをしにHua Beachへとバイクを走らせた。
途中でBIG Cに立ち寄り、ドリンクを補充。喉が渇いていたので、購入して数分後には半分くらいなくなってしまった。
Hua Beachへと続く道には4つ星、5つ星ホテルが並んでいた。Kamala BeachやSurin Beach、Bang Tao Beachが近く、起点にするのによいのだろう。
Hua Beachは規模は小さいが、地元民で溢れるBeachであった。
Google Mapではスキューバによいという口コミがあったが、透明度は高くなかったので海中を除いても濁った水がみえるのみであった。
エミタさんは地元人ばかりで観光客が少ない雰囲気が苦手だったようで、早々に違うBeachを提案してきた。
私もスキューバすることが目的だったので、移動することにした。
次に向かったのはSurin Beachである。バイクで10分ほどの距離。Beach毎に特徴があるので、数ヶ所を転々として楽しむことができる。
Surin Beachは程よく観光客がいるが、ビーチボーイは殆どいないので快適だ。
早速シュノーケルを装着して海に飛び込むが、Hua Beach同様に海が濁っており楽しむことができなかった。
ただ、ここのBeachは波が強い。エミタさん調べによると、昨年このBeachで死亡者が出ている。Surinに限らず、プーケットでは毎年のように水難事故が発生している。
寄せ波と共に、引き波が生じ、沖へと引きずり込まれる。そして人目から遠のくので、溺れても助けられず、死亡するのであろう。
泳ぎに自信がない人は必ずライフジャケットを着用すべきだろう。私も波にのまれて何度か海水を飲むことがあった。
数時間ほどビーチを楽しんでいたら、日が落ち始めていた。この時間帯になると海から陸に上がるホモサピエンスが増えてくる。
私たちも陸に上がったが、理由は目の前に小便を海水に放出するインド系の子供がいたからである。いくら薄まるとはいえ本当に勘弁してほしい。
日が沈み、海は赤に染まっていく。山でみる日没もよいが、ビーチでみる水平線の中に太陽が沈む景色も味なものである。
日は完全に落ち、身体も砂だらけだったので一旦宿に戻ることにした。
その前に小腹を満たすため、屋台で売っていたクレープ(ハム&エッグ)を購入。生地がパリッとしており、想像していたクレープとは違ったが塩気があって美味しい。
夜のパトンは渋滞が激しく、神経を使った。
シャワーを浴び、身体が綺麗になったので夕飯を食べに「PAKLAK BBQ」へと向かった。
繁華街から離れた標高の高い場所にあるお店なので、急勾配をバイクで上がることになる。交通量は少なく、閑静な丘にあためバイクのギアの回転音が激しく鳴り響く。
走っているときに野犬も多くみかけた。
PAKLAK BBQはネオンと大音量の音楽が流れていたので、すぐに辿り着くことができた。
席へ案内してもらうと、ムーガタとグリルを用意してくれた。支払時に分かったのだが、グリルは追加費用が必要であった。説明は一切なかったが・・・
ドリンクは何にするか聞かれ、「とりあえず生ビール!」と言いたかったが、今日はバイクである。BIG COLA(55B)とスイカシェイク(70B)を注文した。
さて、BBQ開始だ。頭の中で開始のゴングが鳴る。
海の街だけあって、海鮮系の食材が充実している。テナガエビやカニ、ホタテなどをグリルで焼く。私の好きな甲殻類だ。
焼けたかどうかの判断が難しいが、甲羅の色が赤くなり、少し焦げたところで食べることにした。
可食部は少ないが、味は立派なカニである。海水による塩味がついているので何もつけなくても美味しい。
ムーガタ鍋は出汁が美味しく、卵豆腐や白菜を茹でたりした。白きくらげは初めて食べたが、黒きくらげ同様に食感がよかった。
ドリップしまくった肉ではあるが、臭みも少なく、柔らかくて美味しく食べることができた。でもタレは日本の焼肉のたれが口に合うな。
そしてこのお店では自分でソムタムを作ることができる。
好きな具材や調味料をクロックヒンに投入し、すり潰せば完成だ。せっかくの機会なので私も作ってみた。ソムタム改め、クリタムである。
唐辛子を入れると間違いなく食べれないと思い、唐辛子なしで作ってみた。石臼をゴリゴリする音が食欲を刺激する。
早速食べてみたが、辛すぎる。前に使用した人の唐辛子成分が残っているのだ。
辛さは残っているとは思っていたが、想像以上だ。唐辛子を入れたらどうなっていたことやら。あまりの辛さに完食することができなかった。
ワームのような見た目をしたスイーツも食べてみたが、こちらはあまり美味しくなかった。スイカは一口サイズにカットされていた。
お腹が満たされたところで宿へ戻ることに。店の前には大型の野犬が徘徊していた。
行きに走った道を戻るルート取りをしたが、夜になると明らかに野犬の数が増えていた。バイクに乗っていたし、吠えて追ってくることもなかったので良かったが、自転車やウォーキングだったら地獄をみていたことだろう。
やはり奴らとは仲良くなれないようだ。
宿へと戻り、バスタブに湯をはり、天井を見上げながらゆっくりした。
今日も長い1日であった。明日はプーケット旅行の最終日である。やり残していることはないか。仮にあったとしてもまた訪れたらいい。それよりも事故らないことが大切だ。
ジューガンマイクラップ