文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

タイ旅行7日目(2024/05/03)

8:50起床。

ベッド横にあるコンセントには何故か電気が通っておらず、隣部屋でスマホ類の充電をしていることもあり、アラームの音に全く気付かなかった。

今回の宿で最も不満だった点だが、お陰様で熟睡することができ、ゆっくりと目覚めた。

 

早速朝食を食べにレストランへ向かった。レストランで食事をとる際はルームナンバーを伝える必要があるのだが、顔パスで入ることができた。ちゃんと顔を覚えているようだ。芸能人の杏のような店員さんだった。

 

プーケット最終日の朝ご飯として選んだのは”エッグベネディクト”と”アボカドトマトペーストがのったライ麦パン”だ。タイ感は一切ないが、美味しければマイペンライだ。

 

優雅な朝食も今日で最後だと思うと寂しい。明日からは食パンに安いジャムを塗りたくって食べる生活に逆戻りだ。

サラリー以外の収入を得たいが、このブログは収益化もしていないし、そもそも来訪者数が少ない(涙)加えて、有益な情報は発信していない(血涙)

 

朝食を済ませたらGYMへ向かった。今日も今日とて胸と背中を痛めつける。

自宅にトレーニングマシンを設置するとトレーニングが捗りそうだが、我が家には置くスペースはなく、エミタさんに却下されている涙

市営ジムと近所の公園で我慢ですね。

 

部屋へ戻り、身支度を整える。

昨日洗って干しておいた水着やタオルもパリパリに乾いていた。プーケットは暑いですが、その分洗濯物が早く乾くのは嬉しい。雨期はスコールに注意しないとですが。

 

3日間お世話になった宿をチェックアウトし、途中でGasohol95を給油し"Chen Motorbike"に向かった。

 

5つ星ホテルに連泊したのは初めてだったが、やっぱり安宿とは違った良さがありますね。でも個人旅行なら安宿派であることは変わらない。差額を美味しい料理に充てたいとどうしても思ってしまう。もっとお金があれば、こんなことは考えることですらないのだろう。

 

バイク屋では飼い犬(シーズー)が吠えて出迎えてくれた。

野犬とは異なり、自然の中で生きていくことを捨て、すっかり腑抜けてしまっているので可愛いものである。温室育ちのお坊ちゃんというところ。

でも一応番犬としての役割は果たしていたようだ。

 

犬が吠えているのに気付き、パジャマ姿のお姉さんが眠そうに登場した。

飼い犬と飼い主は似ると言われるが、そう思う瞬間だった。職場、友達、夫婦など一緒にいる時間が長いと似てくるという考えは強ち間違っていない。

寝おきながらも、しっかりと給油量や動作確認はしていた。

パスポートも無事に手元に戻ってきた。バイクのメンテナンスも行き届いており、パトンに来たらお勧めのレンタバイク店である。

店の前で写真を撮ってもらい、JANG CEYLONへ向かって歩いているとパジャマ姿のお姉さんがバイクで追いかけてきた。

バイクのドリンクホルダーにサングラスを忘れており、わざわざ届けてくれたのだ。

パジャマは着ていないが、寝ぼけていたのは自分であったのだ。

お姉さんはお礼を伝えると颯爽と去っていった。タイの方は親切な人ばかりで増々好きな国になった。

JANG CEYLONの前では警察による検問が行われており、多くの欧米系観光客が捕まっていた。ノーヘル、無免許が主な理由であろう。

かく言う私も、先日捕まり罰金1000B支払っているので捕まった仲間の気持ちで眺めていた。

JANG CEYLONに着くと、ドイカームの98%ライチジュースで喉を潤した。ライチの味が濃厚で美味しい。

エミタさん調べによるとこの近くに「Me Space」という荷物預け所があり、1荷物100B/日だったので、何とか安くしようとザックinザックを試みた。

明らかにザックの途中で折れ曲がっており、不自然さこそあるが、1つの荷物には変わりない。

Me Spaceは歩いて数分の場所にあるが、JANG CEYLONは巨大モールであるため、出口を間違えないことが大事だ。

預けられる時間がpm6:00までだったので、この時間までに取りに行かないと日本に帰れなくなってしまう。時間を忘れて楽しんでいると痛い目に遭いそうだ。

 

JANG CEYLON内は映画館やフードコート、ゲームセンターなどあらゆるジャンルのショップが入っており、ここに来れば大抵の物が手に入る。家電類の取扱いが弱そうなので、充電器類は郊外のCENTRAL PHUKETで手にするのがよいだろう。

 

フードコートはバンコク セントラルワールドの倍くらいの価格で売られていた。プーケットはタイの中でも物価が高いと言われているので驚くことはなかったが、気軽に食べれる価格ではなかった。

私達には高額だったので、安くと美味しいと評判の「バイレイカオマンガイ」に歩いて向かった。距離にして1kmくらいだが、暑い中だったので遠く感じた。疲れている人や体力がない人はバイクやタクシーを利用するのがよい。

でも渋滞する光景や排ガスの匂いを嗅ぎながら散歩するのは楽しい。店は混んでおらず、すぐに入店することができた。

 

カオマンガイ60Bを2つ注文。

タレはスパイシーとノンスパイシーがあった。ただ、ノンスパイシーだと物足りなかったのでスパイシー中心にかけて食べた。

スープは鶏肉とニンニクで出汁が取られており、カオマンガイ店だけあって鳥の出汁が濃厚に出ていて美味しかった。

店内にはチェキや経営者の肖像画が飾られていた。

 

Black Teaを注文したが、一向に出てこなかった。先日訪れたPAKLAK BBQでもコーラが出てこなかったし、ドリンクの注文が意外と難しい。

手持ちの水とスープがあったので、特に困ることは無かったし、会計時にも含まれていなかったのでオーダーが通ってなかったのだろう。

調理する人ではなく、注文を取る人に伝えないといけないようだ。

 

タイ最終日ということで、疲労も溜まっていたのでタイ式マッサージを受けることにした。パトンビーチ周辺はマッサージ店が多く、どの店がよいか判断がつかない。

 

結局、Googleの口コミとn数の多い「KATAI MASSAGE」という店にした。泰式按摩1h/300Bとそこそこ値段も安い。

店内はエアコンがキンキンに冷えており、体感16℃くらいだった。店内入って奥の部屋に案内された。カーテンで仕切られ、全身マッサージ開始。エミタさんと自分をおばちゃん1名ずつ担当することに。

タイ式マッサージでは相変わらず筋肉を潰す勢いで指圧してくる。割と股間周辺の際どい箇所も攻めてくる。

エミタさんが隣にいるので、チ〇チ〇マッサージのようないかがわしいマッサージはされなかった。(そもそも健全なマッサージ店だと思う)

 

最初こそ痛かったが、途中から痛みにも慣れてきて、気付いたら気持ちさのあまり微睡んでいた。マッサージ後は身体がほぐれ、快適そのもの。

代金+60Bのチップを渡して、お店を後にした。マッサージ後には水が貰えたのでチューチューとネズミのように吸いながら、BIG Cへと向かった。

時刻は16:00を過ぎていたが、買い物は1時間もあれば十分だと思ったが全くそうではなかった。自分はスーパーや市場大好きオジサンだったのだ。

 

気付けば17:50になっており、預け荷物の回収時間の18:00が迫ってきていた。

こんなときに限ってレジが混んでいる。会計を済まし、急いで荷物を袋に詰め込んで「Me Space」へ走る。17:57と残り3分という時間に到着し、無事に荷物を回収することができた。

 

お土産をザックへと移し、バングラ通を抜けた先にあるエアポート行のバス停を目指す。18:30ではバングラ通りはまだ明るく、ポールダンスをするお姉さま達は出勤されていなかった。日が落ちてからが、この通りの本番なのだ。

 

バスへと乗り込み、ザックを下す。エアポート行だけあって、大型荷物を置くスペースが確保されている。席は広々と使用することができ、エアコン完備なので日本のバスよりも快適だ。

定刻の18:50にバスは出発した。パトンビーチを離れ、Surin Beachを過ぎ、旅の終わりへ近づいていく。Surin Beachまでは車窓からの景色を眺めて、思い出に耽る。

 

しかしバスの速度の遅いこと。道が渋滞していることもあり、Google Mapでの予想到着時間1時間に対し、1.5時間かかってしまった。

空港に到着したのは20:20と、チェックインまで残り20分しかなかった。しかも到着したのは国内線乗り場だ。

チェックインはネットで事前にしていたが、手荷物預けができていない。チェックインカウンターまで走り、10分ほど前に無事に手続きを済ますことができた。

ようやく落ち着いたので、セブンイレブンへ夕飯を買いに向かう。カニチャーハンとホットサンドを購入し、レンチンしてもらったら出国手続きへ。

もう30分もすればプーケットを飛び立つ。長いようで短い旅行であった。

それにしてもカニチャーハンの美味しいこと。これをお土産としてもっと買っとけばよかった。

 

乗り継ぎ空港のクアラルンプールまでは2時間ほど。少し目を瞑るとしよう。

後は日本へ帰るだけだ。

 

ジューガンマイクラップ