文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

ナムチャイ 岡崎

愛知に存在するタイ・セレクト プレミアム店の1つ、ナムチャイ岡崎に行ってきました。国1沿いに店舗を構えており、立地や敷地面積もよく岡崎周辺を車で通ったことがある人なら看板も見たことがあるであろうお店です。

今回は3回目の訪問であるが、初めて訪れた際はその大きさに圧倒されたものです。夜はネオンでライトアップされており、淫靡な東南アジア独特の繁華街を彷彿とさせる外観をしております。

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ちなみにタイ・セレクトについて知らない方は以下から確認できます。

thaiselect.jp

訪れた日は冬のあったかフェアが開催されておりました。単純思考な私は「スープ系で温まるのもよいなあ」とトムカーガイを注文。他にはメニュー表をみておいしそうだったミーガティ、サイドメニューとしてガイヤーンを注文しました。

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トムカーガイには煮る、生姜、鶏という意味があり、基本材料はトムヤムクンと同じですが、ココナッツミルクが入っておりまろやかな風味。私はどちらかというとトムカーガイ派かな。

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ミーガティは初めて食べたが、センレックをココナッツミルク味の挽肉と絡めたような食べ物でラーメンというよりもまぜ麺に近い印象を受けました。タイ東北部(イサーン地方)やラオスでよく食べられているそう。メコン川を挟んでいるとはいえ、カオソーラオスとタイ東北部の食文化は案外被ってますね。

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ガイヤーンは「美味しい」の一言。直訳すると焼き鳥ですが、甘だれに漬けられており味がお肉に染み込んでいるので、日本で食べる後付けタレの焼き鳥よりも美味しい。

人参もカニの形にカットされており、遊び心もありますね。

カオニャオと一緒に食べるのが一般的みたいですが、当然知るわけもなく、単品で食べちゃいました。次食べるときは忘れずカオニャオも注文しないとな。

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最後に、ナムチャイが何故、タイ・セレクト プレミアムに認定されているかについて考えてみたいと思います。

そこで、タイ・セレクト プレミアムの認定条件を再確認してみます。

『本場のタイの味付けと最高級の料理、美しい店構えや極めて上質なサービスなど全てを兼ね備えたレストランに与えられます。』

本場の味付けと最高級の料理の部分についてですが、料理は他のタイ料理屋と比べてもナムチャイが特に秀でているとは思えません。どこのお店も美味しいですし、目隠しされて食べたらナムチャイの料理と判断できる自信がないからです。

極めて上質なサービスの部分も、タイ人の人柄のせいかどこのお店も丁寧な接客に思えるからです。

おそらく、美しい店構えという部分が他のタイ料理屋と一線を画しているのかと思います。冒頭でも書いておりますが、夜はネオンが光り、タイの雑多な雰囲気になっております。しかしここだけではないのが、ナムチャイ。

美しさ店構えと言えるかは分かりませんが、トイレに秘密は隠れておりました。そして秘密と私はトイレに入った瞬間に出会いました。

そう、タイ式トイレ。ジャパニーズ式とは真逆のシッティングポジションを用を足し、、お尻をセルフウォッシュレットでするやつです。セルフウォッシュするとお尻がベタベタになるので今回は使用をさけましたが、そこにタイは存在していたのです。

和式ですが、様式美を備えていたのです。これこそプレミアムたる所以かと。

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ナムチャイ。もし気になった方がいたら、良いお店ですので是非行ってみてください。ちなみにナムチャイの意味は『思いやり』です。