”いなば”と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。B'zのボーカリストである稲葉浩志?それとも昔話として有名な因幡の白兎?私はいなば食品(株)のタイカレーを思い浮かべます。
いなば食品(株)は静岡に本社を置く企業で、缶詰やレトルト食品を取り扱っていおります。代表商品にはライトツナや、今回食べたタイカレーがあります。
子会社である"いなばペットフード(株)"が製造販売しているCIAOちゅ~るも有名ですね。
ツナ缶って?
ツナ缶=シーチキンという認識を持っていたのですが、どうやら違うようです。そもそもシーチキンははごろもフーズ㈱の商標登録されたものでした。
そしてツナ缶も奥が深く、使用するマグロの種類や油、肉の形状によって味や用途が変わるみたいです。ブロックタイプのマグロと言われると『ツナピコ』しか思い浮かびませんが、液体封入している点で別物ですね。
また、今では当たり前になってきているプルタブが付いた缶詰はイージーオープン缶と呼ぶそう。(東南アジア食材店ではプルタブが付いていない缶もありますが・・・)
缶切りが使えない人も増えてきているくらい普及していると思うと、本当によい発明なんだと思う。発明者に感謝です。
そして、いなばのタイカレーが生まれた背景ですが、元々タイで缶詰を作っていたときに「和風味だけでなく変わった味も作ろう」、「身近なタイ料理がいいんじゃないか」という思い付きで作るようになったそう。香草類などタイ食材の入手コスト面から国内では製造はせず、タイ現地でのみ製造しております。1缶100円ですしね。
缶詰について脱線したところで、早速食べてみました。
外観は黄色というより黄土色うんこ色をしております。茶色だとブラウンカレーになっちゃいますしね。使用されている原材料はタイ料理ではお馴染みのものばかりで、特に気になるものはありませんでした。
イージーオープンしてみたところ、そこには固形と液体の中間物質が存在しておりました。誰がどうみてもうん・お世辞でも美味しそうとは言えない見た目をしております。
ボトンッと白色の受け皿に落とした後、水で流しレンジでチンしました。温めると意外と美味しそうになりました。申し訳程度に唐辛子と鶏肉が入っておりますが、1缶100円ですのでそこは仕方ないと思います。味は東南アジア独特のココナッツ風味があって美味しかったです。沢登りや登山、キャンプで気軽にタイ料理を食べたいときには便利かも。
これだけではお腹が満たされなかったので、おまけでフォーを作って食べました。ナンプラーかけると味変になるけど、鶏ガラ出汁のみで十分かな。
ではまた。ジューガンマイ クラップ。