大阪のチェディルアンのバイキングで食べたバナナのココナッツ煮の病的な甘さが忘れられず、自分で作って食べてみました。
この中毒的な料理名はタイ語でクルアイブアットチーと呼び、出家した尼さんバナナという意味があります。バナナが白い僧衣を着た尼さんに見立てられ、この名称となったようです。「そんなバナナ!?」というチンパンジー驚きのネーミングセンスですね。タイ全土だけでなく、近隣国であるラオスやミャンマーでスイーツとして食べられております。
調理方法はかなりシンプルです。ココナッツミルクと牛乳、砂糖を混ぜ合わせ、バナナを投入するだけです。今回はココナッツミルク140g、牛乳300g、バナナ2本を使用して作ってみました。病的な甘さを出すために、砂糖は30g、バナナは甘熟王という甘いと評判のものを使用してみました。
砂糖は見るからに量が多いですね。糖尿病への特急券といったところ。
比較として、500mlコーラに含まれている砂糖量を提示しますとする約56gになりますので、コーラよりは健康的でいられることになります。
このようにドリンク化させると簡単に大量の砂糖を摂取できてしまうので、日頃から糖分の量は気にしていきたいですね。自分で作ってみることで初めて、使用されている調味料の量が分かるのは面白いです。
バナナはシュガースポットが出ていないタイミングで使用してしまったのが反省点。もうちょい熟すのを待った方がよかったかな。
10分ほど煮込んでで完成です。
器に移して食べてみましたが、バナナが程よくドロドロになっており、すするように食べることができます。そしてココナッツミルクの甘さが五臓六腑に染みわたります。そして来る圧倒的な眠気・・・
季節は夏直前であり、ココナッツミルクを放置するのは衛生上よくない。身体を奮い立たせて、タンブラーへと放り込み爆睡。
睡眠導入剤、糖尿病促進剤としても活躍するクルアイブアットチー。皆さんいかがでしょう?
ジューガンマイクラップ。