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タイ料理が大量に。

ヤマモリ(株) グリーンカレーペースト

休日で時間ができたので、グリーンカレーを作ってみました。

使用したのはヤマモリ(株)のグリーンカレーペースト。グリーンカレーペーストはRoi Thai、Real Thaiなど各種ブランドから出ておりますが、洒落たパッケージに惹かれて選択しました。

 

内容物はグリーンカレーペーストが2つとシンプル。2人前*2回分ですので、使い切りしやすいのもよいですね。Real Thaiシリーズは使い切りではなく、1ケースにペーストが詰め込まれているタイプですので大量に作るとき向けな気がします。

成分表を眺めていたところ、ブラックペッパーではなくホワイトペッパーを使用されていたことが気になり、調べてみました。

 

ホワイトペッパーとブラックペッパー

両社でまず異なるのは胡椒の果実をどの収穫タイミングです。

ホワイトペッパーは赤く熟した果実から使用されるのに対し、ブラックペッパーは熟していない赤い果実を使用します。

また、胡椒へと製造するときの方法も異なります。

ホワイトペッパーは果実を水に浸して、皮を取り除いた後に乾燥させて製造していきますが、ブラックペッパーは果皮を残した状態で乾燥させて製造していきます。

ブラックペッパーは果皮があることで独特の香りがでますが、ホワイトペッパーは水につける工程が入るのでチーズのような臭みがすることがあるとか。

何気なく使っている調味料の違いを知れるのは、料理を違う視点でみれるようになるので面白いです。

 

てなわけで、作ってみます。

具材は冷蔵庫にあった、ピーマンと茄子、鶏肉を使用。どちらも夏野菜ですので安くて助かります。タイ全体が雪の降らない熱帯気候に属しますので、日本の夏はタイ料理を食べるには最適なシーズンですね。

ペーストに香りが立ってきたら、ピーマンと茄子、水、ココナッツミルクを投入します。ココナッツミルクはCIVGISの有機JAS認定されたものを使用しました。容量は160gですので、使い勝手がよいですね。

 

BPAビスフェノールA)と呼ばれる化学物質が含まれていないのもポイントです。BPAはプラスチック容器に含まれているか化学物質で、妊婦や乳児の身体に悪影響があるのではないかと懸念点としてあげられております。(科学的根拠はなく、各国で調査されている段階)

ですのでアメリカを代表とする各国では規制対象となっており、私たちが住む日本でも食品衛生違法により含有、溶出量が決められております。

表示の抜け道としては、BPAの代替品に対しては規制がされていないのでBPAフリーとしていても代替品が溶出している可能性は否定できないことです。

ここは神のみぞ知る、いや企業のみぞ知るというやつか。

 

煮込むこと10minで完成です。茄子から水分が多く出てきましたので、途中でReal Thaiのペーストを少量追加しました。

いざ実食。

辛くて癖になる、タイ現地で出てきても遜色ない味ですね。

反省点は水分を飛ばしすぎてしまったことかな。若干カレーライス寄りになってしまったので、次回は水量に気を付けたいですね。

あまりの辛さに翌日はお腹をすこし壊してしまいましたとさ。

タイ現地で水でお腹を壊すと言う方は多いですが、もしかすると水ではなく唐辛子による可能性もありますね。

ジューガンマイクラップ。