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タイ料理が大量に。

KITCHIN88 タイカレー・チキングリーン

SAKAE Galleria Pantryにて購入しましたレトルトタイカレー KITCHIN88が売っていましたので購入してみました。私がよく行くKALDI業務スーパー、タイ食材店では見たことがない商品になります。

 

本商品の輸入者は㈱ドーバーフィールドファーイースト(略称:DFE)という商社で、製造元はOCTA Foodsでした。パッケージだけ日本で作ってるのかな。ネット情報が殆どないのでご存知の方がいましたら教えていただきたいです。

普段は気にしていなかったのですが、殺菌方法が"加圧加熱殺菌"記載されておりました。言葉から圧力釜に入れて熱を加えていると想像。

 

殺菌に関して、よく分からなかったので調べてみました。

 

加圧加熱殺菌とは?

蒸気や高温水を当てて熱を加えることで、微生物を構成するタンパク質を変性させることで死滅させる原理になっております。

 

そもそも何で殺菌するか。

これはお察しの通り、食中毒を防ぐ為です。食品に細菌類が付着していると腐敗してしまいますしね。

殺菌法には2種類あり、100℃を境に低温殺菌加温殺菌とに大別されてます。設定詳細な条件は食品衛生法にて定められており、対象食品や菌などにより設定されるようです。

殺菌条件だけでなく食品包装に関する要求も食品衛生法で定められており、食品の酸化を防ぐ遮光性、製造時の加圧耐性、流通保管時の圧縮強度や落下強度などがあります。

 

殺菌と滅菌の違いって?

滅菌は日本薬局方にて『微生物の生存する確率が100万分の1になること』と定義されております。ですので対象物に付着している無害な菌、有害な菌のいずれも死滅させることになります。

一方で、殺菌はというと一部の有害な菌を死滅させることを指しております。殺菌の条件は前述の食品衛生法にて定められております。

 

ついでに、コロナ禍でよく見かけるようになった消毒や除菌についても。

消毒;菌を死滅させるまでには至らないが病原体としての役割をなくすこと

除菌;一部でもいいので菌を除くこと。

 

ウエットティッシュに表示されている99.9%除菌シートでは、元々付着している菌が多い程、残存する菌も比例して増えていくことになりますので元々どれくらい菌が付着しているかを抑えている必要がありますね。

 

少し調べただけでも、各メーカがレトルトパウチの開発に力を注いでいることが分かりました。この先レトルト食品を食べるときの新たな視点になりそうです。

 

でも自分たちに取って重要なのはパウチの中身です。どんだけ優れたパウチでも中身が美味しくなかったら元も子もないですしね。

ヤマモリのグリーンカレーは具のサイズ、量ともに他社メーカのレトルトを圧倒しており、超えるものは無いと思っておりましたが、Kitchin88も中々に具材が大きい。

鶏肉は4~5cmサイズがゴロゴロと存在しており、味も申し分なし。ただ、価格が398円と高額なのが悩ましいところ。価格を含めた総評としてはヤマモリのグリーンカレーに軍配が上がりますが、食べて後悔しない商品かと思います。

ジューガンマイクラップ。