暦は9月だというのに暑すぎます。最高気温34℃は全然泳げる温度ですよ。
暑い時の定番タイ料理といえばカオソーイになります。ということでカオソーイの海へ飛び込んできました。
カオソーイはチェンマイ名物で、カオはご飯、ソーイは伸ばすという意味をもっています。つまり"饂飩"ではなく、"米粉麺"を意味しております。
でもカオソーイで使用するのって中華麺だから"小麦粉"と"かん水"、"水"が原料だよな。米粉関係無いじゃんと。
語源がここまで違うとは考えにくいのでカオソーイついて調べてみました。
カオソーイは中華麺を使わなくていいの?
結論からいうとYesになります。チェンマイに隣接する国であるラオスでは米粉の平麺を使用しております。
ラオスのカオソーイですが肉味噌と米粉麺、好きなトッピング(エシャロットやニンニク、トマト)を混ぜて作成します。そして特徴的なのが納豆を使用していることになります。その為、カレーラーメンではなく、坦々麺のような味になるようです。見た目は物凄く美味しそうなので食べてみたいなあ。
では一体どこがカオソーイの起源なのか?
ラオスかタイかと思いきや、そうではありませんでした。
元々は中国 雲南省にいた中国最大のイスラム教徒集団である回族(チンホー)が中国政府から弾圧を受けた際、近隣国家であるミャンマーに逃げ込み、その後ラオス、タイに持ち込まれたとされております。間違ってもチンポーではありません。
元々がイスラム教徒が発祥ということもありますので、豚肉よりも牛や鶏が使われます。
では作っていきます。タイ語でレシピが書かれておりますが、当方はタイ語が読めませんので、Google翻訳に頼ります。カメラをかざせば翻訳がでてきますが、所々日本語がおかしい。「壊れるまで炒める」って・・・
でもニュアンスは伝わるからマイペンライってことで。
以下がGoogle翻訳上のレシピになります。
1)カレーペースト100gを100mlの水でよく溶かす。ううう、これはう〇こ!
2)チキンドラム4本を火が通るまで十分に炒める。
3)ココナッツミルク300mlと水400ml、パームシュガー大匙1~2杯いれて混ぜる。
4)中華麺をカレーソースに加えて、火を通せば完成。
お店で見るのと比べて、乾麺やライムがなかったりと足りない点はありますが、ぱっと見はめちゃくちゃ美味しそうです。
いざ実食。
辛すぎた玄白。思わず解体新書を破ってお尻を吹きたくなるレベルで辛い。私の知っている美味しいカオソーイはいずこへ?一瞬で天国から地獄です。
胃に麺を運ぶたびにシクシク痛みます。そして翌日はWelcome to the white parade。便器が元気にお迎えしてくれます。
牛乳や生卵を投入するという邪道な行為をしましたが、それでも辛い。
当然の如く、作りすぎてしまいましたので翌日もカオソーイ。つまり翌々日もwhite paradeが待っているのです。千葉のドブネズミことミッキーも苦笑い間違いなしですね。
二度とカオソーイは作らないと誓いましたが、まだ2種類ソースの素をもっているんだよなあ・・・
ジューガンマイクラップ。