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タイ料理が大量に。

ヤマモリ(株) プリックカレー

ヤマモリ(株)のプリックカレーを食べてみました。

プリックとはタイ語で唐辛子を意味しており、激辛タイカレーに分類されます。パッケージ上も唐辛子が5本とヤマモリ(株)のタイカレーで最高の辛さを誇ります。

 

スコヴィル値として数値化して表してくれないと、比較できないじゃん」とかいう輩はいそうですが、商品を手に取るときって直感的なことの方が多いし、唐辛子5本の印象の方が辛い印象を持てるのでパッケージとしてはよいでね。数字載っていても結局値が辛いのかどうか分からないだろうし。

せっかくなのでタイの唐辛子事情を調べてみました。

タイでは唐辛子は生で食べるものらしく、種類も10種類を超えております。料理に彩りを加える感覚で使用されます。

・ゲーンキアオワーンに使用される、プリックキーヌー(青唐辛子)

ゲーンペッをはじめとするよく使用されるプリックデーン(赤唐辛子)

・大きく、辛くないことが特徴のプリックチーファー(赤、青、黄色唐辛子)

ちなみに乾燥した唐辛子はプリックヘーンと呼び、胡椒はプリックタイと少しややこしい呼び方をします。日本でも唐辛子と柚子を混ぜた「柚子胡椒」なるものがありますのでタイに限った話ではないですね笑

 

てなわけで食べてみます。

プリックカレーはグリーンなどよく見るタイカレーとは違ってココナッツミルクを使っていないのが特徴となっており、低カロリーです。

原料としてシュリンプペーストやナンプラーを使用しておりますが、よくよくパッケージをみると注意書きが・・・

 

”シュリンプペーストパウダーの原料となるえびと、ナンプラーの原料となるイワシは、他の魚介類が混ざる製法となっております。"

 

単一の原料じゃないことがさらっと書いてありました。よく缶詰やレトルトで使われる魚介類の代表といえばスケトウダラですが、練り物のようなすり身以外でも使われるのだろうか。

 

ブツブツ言いながら、カレーをレンジで温めます。

「チンしたらチンチンでもてんわ。」てなことを呟きながら取り出します。

”チン”というからレンチンなんでしょうが、もしチンチンだったら。チンチンするって言ってたのかな。

愛知にいる人なら通じるだろうけど、他県だとセクハラになっちゃうよな。

 

開封してお皿に移したところスープに混ざって黒い物体が!

まさかのダンゴムシ?と思いましたが、よくみたらプリックの名に恥じぬ大量の黒胡椒の粒でした。

時々ゴキブリの足、人毛、虫、カエル等が混入したというニュースが流れておりますが、さすがヤマモリ(株)さんです、よい意味で驚かせてきます笑

 

唐辛子はレッドカレーは1本でしたが、プリックカレーは2本入っておりました。

そしてその分辛い!

鼻先からじわりと汗が滲みます。辛抱たまらずお茶を飲みますが、直ぐにスプーンを握っておりました。

そしてコメが無くなるまでのループを繰り返して完食。

 

自分は大丈夫でしたが、辛い食べ物が苦手な人は食べれないかもしれないです。それくらいピリピリとします。でもプリックタイとプリックデーンの香りと刺激を味わえる美味しいカレーだと思います。

1度も食べたことが無い方にこそ食べて欲しい1杯となります。

 

ジューガンマイクラップ。