Globo Foods Ltd.によるLoboブランドよりパネーンカレーを食べてみました。
ヤマモリ㈱のレトルトやMEA PLOYの素で作ったものは食べたことがありますが、初のLoboシリーズとなります。
ヤマモリ(株) パネーンカレー - 文明人の水平移動 (hateblo.jp)
Loboシリーズにはペースト状のLoboとソース類のLobo Ready、そしてクリームココナッツが含有されたLobo 2in1が存在しております。
Lobo 2in1はアライドコーポのタイからやってきた○○の素シリーズと同じですね。クリームココナッツによる食べた時の粉感がなければLoboに軍配が上がると思います。
今回食材は鶏むね肉、ピーマン、ココナッツミルクのみ。
ちょっと物足りなさそうでしたので冷蔵庫を漁ってみましたが、白菜や大根、キュウリと水っぽい食材ばかりで、パネーンの濃厚さを損ねるのを避けるためあえてシンプルにしました。茄子や玉ねぎを使用しているレシピはありましたので、仮に追加するならこのあたりかな。でも煮る前に軽く炒めておきたいところ。
ココナッツミルクはVENTEブランドを使用しました。
春先に購入したものでしたので、経年のせいかココナッツの油分と水が分離しておりました。スプーンでかき混ぜると中から大量の水があふれ出てきます。
ココナッツミルクは使用する前に振っておいたほうがよいですね。
但し、缶タイプのココナッツミルクは缶の内側に腐食防止剤としてBPA(ビスフェノールA)と呼ばれる化学物質が使われていることがありますので、過度に気にする方はBPAフリーの表記がされた缶詰を選ぶとよいですね。
BPAは健康リスクがあるとされていますが、知識として知っておき、過剰反応しすぎないことが大切だと考えます。
それでは早速作っていきます。パッケージ裏にレシピが載っておりますので、確認しながら作ります。
ガッデム!!!
日本語ラベルで隠されているではないですか。渋々と爪で削り取ります。
①フライパンを熱して、本品とココナッツミルク240mlを加えます。
②250gのスライスされた牛肉or鶏肉を加え、火が通るまで炒めます。
※レシピとして豚肉が記載されていないのはパネーンカレーがムスリムが多くいるインドネシアのカレー”ルンダン”に由来しているからだと推察。
ハラル認証マークも付いているのでこの辺りは意識した商品なのでしょう。タイを始めとする東南アジアは隣国としてマレーシアやインドネシアがあるのでこの辺りは考慮すべき必須項目であり、文化の違いを感じ取ることができ非常に面白い。
③水240mlを加えて沸騰させます。※よりおいしく、よりクリーミーにするために水の代わりに牛乳やココナッツミルクをいれるとよい。
④味を整えるために魚醤を加えて、沸騰させた後、熱を冷まします。
⑤飾りつけとしてスライスされた唐辛子や千切りされたこぶミカンの葉を加えて完成。葉っぱを取り除くのが面倒臭いので排水溝フィルターを使用しました。
甘辛な香りが漂い、鼻腔を刺激してきます。
口に含むとココナッツのコクが押し寄せ、血液と共に身体中を巡ります。ただ、濃厚であるけどは水気があり、さらっとスプーンからこぼれます。
ラーメンとタイカレーを比較するのも変な話ですが、奈良の”まりお流ラーメン”や安城の”大岩亭”とは違い、グイグイ飲むことができます。
次は水の代わりに牛乳を使用してみて、どれくらい濃厚さが変わるか確認してみたいですね。
ジューガンマイクラップ