文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

i-chef Garlic Pepper Stir-Fry Sause

i-chefの素を使って、ガイパッドグラティムプリックを作ってみました。

夕飯を食べようとしたところ、冷蔵庫に鶏肉しかなかったので何を作ろうか悩んだ末、辿り着いたのがこの料理です。

 

日本語ですと「鶏肉のニンニク胡椒炒め」であり、酒やご飯が進みそうな名前。

食べた結果から言うと、完全に酒のつまみです。白米の山が見る間になくなっていきました笑

いつも通り、原材料を確認していきます。

日本語表記は一切なく、タイ語、英語、中国語のみでしたが、意外と中国語と英語があれば、全言語に疎い自分でも読めるものですね。八角や白胡椒が使われているのがタイらしい。

 

気になったのは米油を使用していることです。

つい最近サラダ油を切らしてしまい、「物は試し」とサラダ油の横にあった米油を購入してみました。

何も考えずに買ったので今更ながらネットで検索してみることに。

 

おいおい、危険という文字が並んでいるじゃあないか・・・

調べてみると臭みが少なくどんな料理にも合わせやすい、酸化しにくいので料理の味が長持ちなど良いことばかり。

米油の原材料は玄米の米ぬかから油分を搾り取ったもののようだし、何が危険であると言うのだろうか。

①製造の面

米ぬかから油分を抽出する方法としては2種類ある。圧搾する方法と溶剤を使って搾りだす方法である。

溶剤と聞くとキケンな香りはするが、使われるノルマルヘキサンは揮発性が高く、高温をかければ全て飛んで無くなるため安全と言われております。

 

やはり、何が危険かが分かりません。その答えは米油製造に関する事故にありました。

 

カネミ油症事件

 

1968年に起こった食品公害であり、公害の原因は製造工程で使用されているPCB(ポリ塩化ビフェニール)、そしてPCBが加熱されることで生じたダイオキシンの一種でした。

 

PCBは体内に蓄積され、皮膚病や色素沈着、倦怠感を引き起こします。

この物質が母親からの子への媒介摂取がされることで、黒い赤ん坊が生まれたりと世間を賑わせました。

 

このような事件があったからか、いつの間にか米油=危険と認識されるようになってしまたのです。

 

いつものように脱線しましたが、早速作っていきます。

調理法は鶏むね肉をぶつ切りにし、火が通ったら素をかけて食べるだけ。

 

黒いドロッとしたタレが鶏肉を包み込みます。ドロリッチガールズならぬドロリッチボーイズとしてなかやまきんに君にプロモしてほしいですね。

 

そして素からは強烈なニンニク臭、そして胡椒の香り。

普通に平日の夜なので、翌日はニンニク臭全開で出社です笑

ニンニクパワーを注入したのでよく眠れそうです。むしろ逆?

 

ジューがンマイクラップ。