Paben foods社のカオソーイペーストを使用し、カオソーイを作ってみました。
Paben foodsはチェンライに構える小さな家族経営の会社ですが、40年以上の歴史があります。平屋のタイでよくみる一軒家ですね。ぱっと見は会社だと分かりません。
平屋で白壁であるのには理由があり、沖縄諸島の家も似たような造りがされています。
タイで特徴的な家屋の作りである、1Fを共用スペースとした高床式構造ではなく、完全なる平屋です。思い返すと共用スペースでご飯はよく食べておりましたが、食事や1Fからの景色にばかり目がいき、2Fという存在を見逃しておりました。見学とかさせてもらいたいなあ。
日本でも1Fをガレージとして、ガレージから部屋に繋がっている構造の家がありますね。殆ど乗っていないだろう高級車を格納する保管庫として、工作場として使わています。一つの空間が人の生活を豊かで密にしてくれるのだと思います。
脱線しましたが、早速作ってみました。
タイ製ペーストを作ったカオソーイでは一度痛い目にあっておりますので、慎重にレシピを確認していきます。
①700gの好みの肉と一緒に、カレーペーストを15min炒めていく。
②500mlのココナッツミルクと1500mlの水を加える。沸騰させ、とろ火で肉が柔らかくなるまで煮込み(30~60min)、塩や砂糖で味付けをする。
③麺とピクルスと一緒に提供する。
どう考えても量が多い・・・
2000mlの水分と700gの肉って4人家族用だろうか。パッケージには記載は見当たらないので半量にて作ることにしました。
使用した具材は卵麺、玉葱、鶏肉、かた焼きそばです。卵麺は賞味期限を超えておりましたが、乾麺だしマイペンライです。
レシピ①に従い、ペーストと鶏肉を炒めます。
東南アジア特有のよカ・ホ・リがします。そして部屋に溢れるスパイス臭。
このまま鶏肉のカレー炒めとして食べることができますが、レシピ②にてココナッツミルクと水を加えて煮込みます。ココナッツミルクはパウダータイプを使用しました。何たって液状のものより若干安い!
肉はすぐに液体に飲み込まれ、姿を消してしまいました。投入タイミングが合っているか怪しいですが、玉葱も投入しました。
茹で上がった卵麺を加えて、スープを注げば完成です。
お店で出てくるカオソーイと違って地味ですが、味はそれなりに美味しい。
でもお店で食べるカオソーイの方が圧倒的に美味しいなあ。
家で作るタイ料理としては難易度は高め?またトライしてみよっと。
ジューガンマイクラップ。