我らがスーパーことValorにてグリーンカレーのレトルトを購入しました。
ヤマモリ(株)をはじめとする各メーカーからグリーンカレーは販売されていますが、パッケージにある『愛知』『マイペンライ』の文字が気になり選択をしました。
なんでレトルトパウチに愛知のタイ料理屋の名前が?
パッケージには『この商品はマイペンライの監修の下、作っております』という内容は書かれておらず、マイペンライのグリーンカレーがJAPAN MENU AWARD受賞という謎の賞を取ったということ、グルメマスターという方が審査したこと、株式会社SARAHがこの謎の賞の主催者であることが書かれているだけでした。
(株)SARAHのサイトを覗くと、全体が分かってきました。
グルメコミュニティサービスSARAHに集まってきた全国各地のお店の一品(一皿)をグルメマスターと呼ばれる様々な食ジャンルに特化した方が★1~3で審査し、平均点から受賞の★数を決定するというもの。
ただ、これ以上の情報はなく”受賞すること”と”ハウス食品とコラボして商品化”は直結していなさそうですね。広告料やらレトルト商品の売上還元やら大人の事情があるかと推察します。ハウス食品さんにお声がけいただきという記事があったので、話を持ち掛けたのはハウスさんであることが分かる。得られるものとしては各人気店のレシピや人気店の名前を利用してハウス食品の知名度を広めることだろうか?いずれにせよ(株)SARAH、ハウス食品、人気店にとっても宣伝にはなる活動である。でも人気店の立場からするとレトルト化することで、味が落ち、おいしくないことが広がるリスクかあるけど監修の下で商品化されるのであれば文句は言えないか。
実際の味はいかほどに?
マイペンライに行ったことはあるが、グリーンカレー(ゲーンキアオワーン)を食べたことはないので”お店の味”と”レトルトの味”を比較することはできないが、具材が少なくて小さいことが印象的であった。香草類がレトルトパウチからは取り除かれていたこともボリューム感がないと感じた要因だと考える。レトルトという製品上の制限や製造コストが理由だと思うが、パッケージ裏面の写真にあるようなパプリカは入っておらず、不味くはないのですがグリーンカレーと認識できる液体があるのみでした。
レトルトに対する知識が全然ないことが明らかになるよい商品でした。明らかになるカレーなのでクリーンカレーといったとこでしょうか。いやはや、華麗に去ることとします。