ヤムウンセンの素を使ってみました。
ヤム(和える)、ウンセン(春雨)を意味するサラダ料理です。タイを代表するサラダ料理''ソムタム"と比べてピリッと辛いのが特徴的です。むしろパネーンや常軌を逸したタイカレーを除いて、タイ料理の中でも辛い部類に入ります。
そんなヤムウンセンの素ですが、製造元はArtchit International Pepper and Spice Co., Ltd.になります。
「いや、どこか見覚えのあるダサいネーミングの会社だぞ。」と思い過去記事を調べてみると、やはりありました。
前回はケミカル色全開な魔法の粉をかけてパイナップルチャーハンを作ったようです。
まあ、今回も同様に魔法の粉をかけて作ることになるんですがね・・・
Nuguan soon Pineapple Fried Rice - 文明人の水平移動
てなわけで早速レシピを見て作っていきます。相変わらずのざっくりレシピですが無いよりましですね。
①大匙6杯のお湯にチリパウダーのヤムウンセンの素を溶かし、よく混ぜます。
②120gの春雨を柔らかくなるまで浸し、白くなった春雨と80gの豚肉、鶏肉、海鮮を事前に準備しておく。
③全ての食材を混ぜ合わせたヤムウンセンの素に入れ、提供できるようにする。
①に従い、まずは素を作っていきます。
袋から出した時にチリパウダーの袋が立ちました。茶柱がたつと縁起が良いとされますが、チリパウダーが立つのもよいのだろうか。タッパーにて湯に溶かしておきます。
②最初は水に漬けていましたが、全然柔らかくならなかったのでフライパンにて茹でました。その後は準備した野菜、海老をカットし①で作った液体と混ぜ合わせていきます。
③最後に茹で上がった春雨と素の液体を混ぜ合わせて完成です。
思っていた以上に作りすぎてしまいました。でも味は抜群によいです。特にエビのぷりぷりした食感と合いますね。玉ねぎはちょっと辛みを感じたのでもう少し薄く切ってもよかったかな。
ここまでの情報だと完璧なヤムウンセンができたと取れるかと思います。
ただ、とんでもない過ちを私はしておりました。
それは「春雨を湯から出した後に流水で冷やしてしまったこと」です。ヤムウンセンは本来は温かく食べる”温菜”なのです。温かいうちに液体たれを染み込ませ、新鮮な野菜と一緒に胃袋へ送るのです。
日本の料理で表現すると、冷やし中華そばを頼んだら、温かい中華そばが出てきたようなものです。これだとタイ人は激怒してしまいますね。
次作るときはこの点、気を付けたいですね。
ジューガンマイクラップ。