ガパオライスという食べ物がある。(正確にはパットガパオだが、便宜上ガパオライスとする)
日本人が江戸時代に質素に和食を食べていた頃、海を超えたインドシナでは既に食べていたのだろうか。全く異なる食事形式であり、文化の大きな違いを感じる。
ただ、現実にはこのようなことは起こってはいない。
ガパオことホーリーバジルは紀元前2500年頃に発見されているが、ガパオライスがいつから食べられているか、発祥はどこからかは不透明である。
一説によると、第二次世界大戦以降にタイを統一することを目的としたタイ文化的使命の中で言及され、広がったとされております。
今ではタイ全土で人気のメニューとなっており、かの有名なタムルアン洞窟での遭難事故の生存者が、最初の料理としてガパオライスを希望した話もある。
こちらのタムルアン洞窟の事故は映画化されており、監督はクライマーでもあるジミーチンである。最近ではフリーソロの撮影/監督も務めている。
映画フリーソロはタイトル通り、アレックスオノルドがエルキャピタンのフリーライダーを登る話である。手汗が滲み出る作品であり、個人的には面白かったのでお勧めしたい。
勿論自分もガパオライスが大好きで、タイ料理では一番食べております。
最近はお店だと割高に感じるようになってしまったので、家では作りにくいタイ料理を注文しております。
本日も早速作ってみました。挽肉の量が少なかったので、かさ増しするために玉葱を1つ使うことにしました。
玉葱の甘みが強いので、アクセントとして唐辛子とニンニクを投入。購入してから1年以上経つニンニクですので、ふにゃふにゃして柔らかかった・・・
粘り気はないので、食中毒にはならないと思いますが早めに食べないとですね。
大量のピーマン、挽肉、玉葱を炒めていきます。トマトを投入して煮込んでも美味しそう。ほんと、ニンニクは万能食材ですね。
最後にカイダオをのせて完成です。やはり玉葱が多い分、甘さは強いですね。自分はやはり肉の量が多く、辛くて汗をかくようなガパオの方が好きですね。
本日も美味しくいただけました。
ジューガンマイクラップ