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タイ料理が大量に。

KALDI タイ風チャーハンの素

タイ米が余ってしまったのでタイ風チャーハンを作ってみました。

 

余ったお米で作る料理の代表と言えば炒飯ですが、中華料理屋でみる炒飯だとジャポニカ米でも作れるし、せっかくタイ米があるのならタイらしい炒飯が作りたい方も多いはず。

そしてタイらしい炒飯言えばカオパットサロパット、いわゆるパイナップル炒飯が思い浮かびますが、パイナップルを冷蔵庫に常備している人は少ないかと思います。

そんな皆さんにお勧めしたいのがKALDIにて販売されているタイ風炒飯の素になります。

 

素はエビエキスやレモン果汁、レモングラス粉末が使われておりました。

中華屋で出てくる炒飯と比べて酸味がありそうですね。レモングラスはタイ料理には欠かせない香草ですが、虫よけスプレーでも成分として使われております。

 

レモングラスの特徴

歴史は意外にも古く、元々はインド医学(アーユルヴェーダ)にて使用されておりました。レモングラスの葉を細かく刻んで抽出した精油感染症予防や解熱薬品として使用されております。

トムヤムクンではレモングラスの葉ではなく、レモングラスの茎を輪切りにして風味付け用として使われます。新鮮な茎は油で揚げて食べることもできるようです。

そして面白いことに花言葉は”爽快"だそう。いや、そのまんますぎでしょ。その辺にいるチンパンジーでもつけれそうな言葉・・・

 

レモングラスによる虫よけ効果

山に入る機会があるときにレモングラスが入ったスプレーをしていたのですが、効果を感じたことがありません。

香り成分であるシロトネラールやシロトネロールには忌避効果があるとされていますが、実はレモングラスが主に含んでいる成分はシトラールという別物。

シトラールには防虫効果はありませんので、言葉が誤って伝わり、レモングラスが防虫効果があるように広がったようです。

では、シトロネラールが含まれている植物は何かというとユーカリレモンになります。シロトネラールの含有率80%以上と忌避効果は期待できると思いきや、沢登りで使用していましたが全くと言っていいほど効果はありませんでした。

対象が蚊やゴキブリ、ダニですのでアブやブユには効果ないんでしょうか。やはり我らに必要なのはディートですね。

 

余談はさておき、炒飯を作ってみました。

玉ねぎ、ピーマン、エビを炒めてしんなりしたら、タイ米を投入します。全体に火が通ったらトマトと刻みネギを入れて完成です。

ニンニクや焼き豚が入った馴染みのある炒飯とは違い、さっぱりとした優しい味です。ほんのりと香るナンプラーが食欲をかきたてますね。

翌日に匂わない、優しい炒飯が食べたいときは是非ご賞味あれ。

ジューガンマイクラップ。