文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

バミーヌアトゥン Stewed Beef Flavor Noodles

イオンでタイフェアが開催されており、バミーヌアトゥンなるカップ麺を購入しました。値段は確か200円。

 

マルちゃん正麺で有名な東洋水産㈱のグループ会社である㈱酒悦が製造業者になります。

マルちゃんの由来ですが、水産業者は魚市場内の屋号を社章として使用することが多く、東洋水産の屋号である”マルト”が”マルトちゃん”、そして”マルちゃん"になったそうです。

ドリフターズの加藤ちゃんも元をたどると”カルトちゃん”だったのかもしれないですね笑

 

そして㈱酒悦ですが、ネット検索をかけると福神漬けや佃煮を扱う会社がヒットします。福神漬けや佃煮を主で扱う企業がカップ麺を製造しているとはにわかに信じ難い。

でも東洋水産グループなのは間違いがなく、企業HP上にも明記されております。

辛そうで辛くない少し辛いラー油”で有名な㈱桃屋により市場を奪われ、経営破綻したところを㈱東洋水産により買収さえたようですね。

 

新たな事実が分かったところで、早速食べていきます。

蛍光ピンクと黄色という東南アジアらしい配色。

容器は無限ループになった螺旋形状。この形状にしている理由は分からない。

ヌアトゥンは牛肉煮込みを意味しており、そこにバミーと五香粉を加えたスープという説明書きもあります。タイとカップ麺の3分を掛け合わせて”タイパ”いう寒いギャグも載っております。

五香粉というのに写真は何故か6種。八角から時計回りに、シナモン、陳皮、クローブ、甘草、山椒かな?

五香は固定されたスパイスを指すのではないみたいです。

思ったほど酸味は強くなく、八角の効いた独特の醤油味。でも鼻を抜けるようなスパイス感は一切ないです。

そしてバミーというのに麺がバミーらしくない。小麦粉+かんすいという定義には当て嵌まるが、シコシコ感がしないのだ。

 

想像はしていたが、やはりタイとカップ麺の相性はよくないようだ。

 

ジューガンマイクラップ