文明人の水平移動

タイ料理が大量に。

タイからやってきたガパオの素

(株)アライドコーポレーションのガパオの素を使ってガパオを作ってみました。

パッケージはまるでペリーが黒船に乗って浦賀へ来航したときを彷彿とさせるデザインです。ふと一昔前に存在した、”グラビア界の黒船”ことリア・ディゾンを思い出しました。

 

原材料からするにアライドコーポから販売されている瓶詰めされたガパオの素の小袋販売ver.ですね。

 

黒船という単語が出てきましたので、原材料として使用されておりますブラックソイソースについて深堀していきます。

ソイソースは日本でいう醤油ですが、ブラックが付くと何が変わるのでしょうか。

醤油も日本では様々な種類がありますね。こいくちやあまくち、たまり、再仕込み、しろ・・・

今は再仕込みを使っていますが、香りが癖が強すぎるので次は万能醤油である”こいくち”を購入しようと思います。

 

ブラックソイソースとはシーユーダムとも呼ばれるものであり、シーユー(醤油)+ダム(黒)を意味しております。

そしてシーユーダムとは一般的なあっさりとしたタイ醤油であるシーユーカオに糖蜜を加えているので、とろみがあり、甘いことが特徴となっております。ガパオを素に頼らずに作るには必須っぽいので買わないとですね。(義務感)

 

では早速調理していきます。

挽肉とピーマン、ニンニクとゴマ油を使用しました。豚挽肉は消費期限が切れておりましたが、熱を加えれば何とかなるでしょう。(適当)

ニンニクをみじん切りにし、挽肉へと香りを移します。後はピーマンと海老、ガパオの素を加えればあっという間に完成です。

あ、あと目玉焼きもお忘れなく。最近は物価があがり、10個入り1パック230円になってしまっているのでタイ料理好きには痛いです。正直勘弁して欲しい。

 

我ながら火加減、色映え、量、調理時間、全て完璧にできました。

ダニエル・J・ダービー顔負けの「グッド!」が思わず口から洩れてしまいました。

また作ろっと。

 

ジューガンマイクラップ。

 

クリスピーフィッシュ 豆腐チップス オリジナル味

アジアスーパーストアで購入した、スナック菓子を食べてみました。

豆腐チップスというだけあり、原料に大豆たんぱく質が入っている珍しい商品です。

原材料の70%は魚のすり身でつくられておりますので、大豆たんぱくも加えると高たんぱくな商品であることが分かります。1袋25gあたり、6gがたんぱく質のようです。

 

輸入元は(株)タイランドブリッジという会社で、ピジョンやグアンスーン、自社ブランド品、そして今回食べるTofumi(トフミ)の豆腐チップスになります。

製造業者はChaicharoen Marine(2002) Co.,Ltd.という長年漁業をしている企業で、魚のすり身やクイッティアオにてよく使用される魚の肉団子を手掛けております。

 

いざ実食です。

チップス1枚は非常に薄くカットされており、チップスにしては珍しく、脂分が殆どありません。塩気もなく、淡白な味をしております。

味のイメージとしては、はんぺんをチップスにしたという表現が適しているかと思います。そう、甘いのです。

ジャンク感がないので、ポテトチップスやプリングルズのように爆発的人気になることは無さそうですが、トレーニング中にチップスを食べたいときにはおススメではないでしょうか。(そもそもストイックなトレーニーならスナック菓子は食べないですね笑)

チップス系で最も好きな味が”のり塩”なのでちょいと物足りない商品でしたとさ。

ジューガンマイクラップ。

 

 

The royal chitaralada project Milk tablet sweet flavor

アジアスーパーストアで購入したミルクタブレットを食べてみました。

 

パッケージは全てタイ語で書かれております。おそらく製造ロットや成分表、製造業者など書かれているのでしょうが、読み取ることができません。

 

EANコードより登録事業所を調べるとチットラダー離宮と表示されます。タイ王室の中枢地である場所が一体なぜ登録されているのだろうか。

タイ語ではパッケージに記載されているのですが、タイのロイヤルプロジェクトによる商品で、Suan Dusitにある粉乳工場にて製造されております。

 

タイのロイヤルプロジェクトとは?

タイ王室が自らの資金を投資し、タイの農業や工芸品の活動を支援して発展させる目的で動いているプロジェクトになっております。

ミルクタブレットは農業支援という括りで開発されており、利益が殆ど出ず、タイ人の国内消費を促す商品となっております。

 

このロイヤルプロジェクト商品ですが、タイ王室の手が入っているだけあり、品質面での信頼度が高く、タイ人の中でも人気のある商品のようです。Royal Project Shopというプロジェクトの商品を専門で扱うお店もあり、タイのお土産としても人気があるようです。

要は地元食材を販売する道の駅が、国単位へと規模を拡大されたものだと捉えればよいかと思います。

 

気になる味はどうか。厚さは2~3mmですが、カバンの中に放り込んでおいても割れることなく頑丈です。

タブレット製品だけあり、粘度はなく、粉っぽさがある食感。味は牛乳というより、粉ミルク。乳製品が好きなので、美味しく食べることができました。

王室が自らの資金を出して、国の経済を回そうとしているのは日本では考えられないです。タイでは、王様のグッズが出たりしており、人気の秘密を少しだけ垣間見た気がします。

 

ジューガンマイクラップ。

 

 

 

 

 

東梅田 スワンナプームタイ大阪

関西国際空港を利用するついでに、梅田でタイ料理を食べてきました。

梅田は何度か訪れておりますが、さすが日本第二の都市だけあって人混みが凄い。

さながらインドの人員超過バスのようです。(ちょっと盛りすぎか・・・)

 

そして梅田名物の梅田ダンジョン。

地下に入ったら最後、永遠に脱出することはできません。とまではいきませんが、とにかくどこの地下街にいるかが分からなくなります。

元々は田園地帯であり、田んぼを埋めた=埋め田にちなんで梅田になったよう。

JR線、阪急線、阪神線、御堂筋線など複数駅が交錯していることもあり、地下を介して各線に辿り着けるようになっていることがダンジョン化の原因ではないだろうか。

 

では、地上はどうなの?ということだが、こちらは立体構造で人が動きやすいようになっているし、目印になる建物も多いので慣れれば迷うことはなくなりそう。

でも立体構造であるためか、歩道橋を使わねばならない場面も多く、歩道橋まで歩くことが億劫になるのだ。道路を横切るにも、回り道をしなければならない。

そんなとき、地下への入り口が目の前に登場するのだ。

そして梅田ダンジョンに吸い込まれていき、迷い込んでしまう。東京駅や新宿駅の地下街も分かりづらいが、梅田はそれを超えてくる。

初めて訪れる方は、時間に余裕をもっておくのがよいだろう。

 

そんな梅田にあるのが、スワンナプームというタイ料理屋だ。

タイに行ったことがあるものなら、「空港じゃん!」となるだろう。”黄金の土地”の意味を持つお店である。(ジョジョ第5部、黄金の風と間違えないように。)

 

大阪梅田第4ビルのB2にあるのだが、第4ビルに行くのも迷うし、地下2Fに行くのも迷う。どこもダンジョン化しているので、面白い。そのうち暴漢や猛獣でも登場するのではなかろうか。ビルはどこにでもある古ビルな雰囲気です。

お店は一目で分かります。何せタイ国旗が堂々と掲げられているからです。いや、掲げすぎでしょ。これは心臓を捧げる覚悟ができてそうですね。

店内はタイ雑貨で溢れた落ち着いた雰囲気。店員さんは全員タイ人で、タイ語が店内に響いております。

チムチュムなど、イサーン料理を食べることができますが、少々割高でしたのでランチメニューを選択。流石に梅田という一等地では安さを売りにはできないか。

パットプリックゲンタイ(豚ハーブ炒め)、カオカームー(豚八角煮のせ)、3THAIプレートを注文しました。

3THAIプレートはヤムウンセン、ポピアソット、ガイトート?でした。

味付けは日本人向けになっており、ヤムウンセンは辛さ控えめでした。ガイトートはヨーグルトソースがかけられており、辛さのないヤンニョムチキン風の味付け。

タイらしさはありませんが、美味しく食べることができました。

 

そしてメインメニューである、カオカームーです。

臭いも味も完全にルーローハンです。味変するために、高菜や紅生姜、スイートチリソースが添えられておりました。

 

でもタイ人は紅生姜や高菜を食べるのか?タイ料理であるが、タイには存在しないオリジナルの料理ではないかと疑問が浮かびます。

調べてみたところ、パッカードンという名称で存在はしていましたが日本の高菜とは違い、酸味が強いのが特徴のようです。以前食べた、Pegion Brandのマスタードレタスがタイの高菜ですね。

では、紅生姜はどうなのか?タイ生姜であるガランガルについての情報はでてきますが、紅色に色付け(梅干し漬け)されたものはありませんでした。大阪では粉ものが食べられる機会が多く、簡単に手に入る紅生姜を添えたのかもしれません。

つまりは、これは日本オリジナルのタイ料理だと考えます。

でも正直滅茶苦茶美味しい。大盛で注文すればよかったと後悔するレベルです。角煮は当然柔らかく、味付けも辛すぎず、甘すぎず。某牛丼チェーン店でも提供して欲しいと思うくらいです。

そしてもう1品のメインメニューであるパットプリックゲンタイ。

豚肉とタケノコ、人参をカレー粉と一緒に炒めておりました。味からすると結構な量のココナッツミルクもしてました。タケノコがあると一気にタイ感がでてきますね。

添えられている香草は、葉の形状や味からするとコリアンダーではなく、ホーリーバジルかな。でもやはり日本人向けの味付け。甘くて非常に食べやすかったです。

 

胃袋も満たされたので、ダンジョンを後にし、関空へと向かいました。

梅田にはマンゴツリーなど他にも行ってみたいタイ料理店がありますので、立ち寄ったついでに食べて、ダンジョンも攻略していきたいですね。

 

でも大阪はいい思い出がない場所ですので、近づきたくないですがね。

 

ジューガンマイクラップ。

日清食品(株) プーパッポンカリー風焼そば 2回目

タイ日清が製造するインスタント麺よりプーパッポンカリー風焼きそばを食べてみました。実はこの商品は誤って購入してしまいまして、2回目の紹介になります。

日清食品(株) プーパッポンカリー風焼そば - 文明人の水平移動 (hateblo.jp)

 

そもそもインスタントラーメンの歴史とは。

日本即席食品工業協会にて分かりやすく纏められておりました。

 

初めて世に登場したインスタントラーメンは、日清食品(株)の創業者である安藤百福チキンラーメンになります。

一人暮らし時代には大変お世話になった食べ物ですね。お湯を沸かすのが面倒で、ベビースターのように食べたりもしてました。(塩分が強いので、後から水をがぶ飲みしますが笑)

 

チキンラーメンの登場は今では当たり前に使われる2つの単語”インスタント"と"ラーメン"も流行らせる起爆剤にもなっております。

 

その後は他社メーカも真似をするようになり、味付け麺タイプではなく、今では主流のスープが別となったタイプや具材入りなどが登場しました。

その後は容器も一体となったカップラーメンが登場、ご当地ラーメン、最近では人気ラーメン店とのコラボ商品などが登場してきておりますね。

 

では、この先のインスタントラーメンはどうなっていくのだろうか。簡単に考えてみました。

1つはインスタントラーメンがお店の味に近づくことだと考えております。

地理的、身体的要因により店頭に足を運べない人でも同じ味を楽しむことができるようになるのではないでしょうか。

2つ目は、インスタント機能の向上。より長期保存ができる、より簡単に作れる、よりコンパクトに。

保存食的な位置付けでしょうか。コロナに感染した際に保健所から送られてきたときに助けられました。ただ、どうしても嵩張るのですよね。省スペースで、水だけで簡単に食べれるようになると使用される場面が増えるのかと考えます。

3つ目は、健康食品への変化。機能面とはトレードオフの関係だと思いますが、どうしても食品添加物や塩分、脂分が多く使われる商品というイメージがインスタント麺にはあります。この悪いイメージを変わることが、新たなインスタントラーメンの誕生になるのではないか。

とはいえ、インスタント麺独特の味が好きな方もいますし、"変わること"="よいこと"では無いのが難しい点だと思います。そもそも答えが分かっていたら誰も苦労しないわな。

 

インスタントラーメンの歴史に触れたところで、早速プーパッポンカリー風焼きそばを作っていきます。具材は、ぶなしめじと玉葱を使用しました。

この魔法の粉がプーパッポンの味を作り出すのですが、ところがどっこい、相変わらずリスカ(株)のコーンポタージュと同じ味をしております。うまい棒のコンポタ味と言った方が伝わるのかな。

 

食べるのは2回目ですが、「うん、美味しくない・・・」。

やっぱ袋麺を買うなら、チキンラーメンサッポロ一番ですね。

 

ジューガンマイクラップ。

 

 

 

 

 

 

 

カオパットクン kuri-chang original

タイ米が余っていたので、海老炒飯(カオパッドクン)を作ってみました。具材は必要最低限の玉葱、葱、海老、卵になります。

最近読んだ本"食材のトリセツ"では玉葱に関するトリビアが書かれておりました。

・私たちが普段食べている玉葱の身の部分は実は"葉"であること。

・”葉"が剥いても剥いても現れることより、花言葉は"不死"であること。

・元々玉葱は食用ではなく観賞用であり、明治時代にコレラが日本で流行った際、コレラに効くという噂が流れて広がった。

 

この書籍ですが、農林水産省の各分野に精通した方が、玉葱に限らず、身近な食材に関するトリビア的情報を説明しております。イラストと共に纏められておりますので読みやすくてオススメです。広く浅く食材について知ることができます。

 

てなわけで早速調理していきます。

ニンニクを適当にカットし、ゴマ油と一緒に炒めていきます。ニンニクの良い香りがしますね。このままニンニクの数を増やしてニンチャーにしたいくらい。

用意した具材を炒めて火を通し、レモン汁やナンプラーにて味付けし、最後に葱を投入すれば完成です。

ニンニクは思っているほど主張してきません。

レモン汁があるからか、さっぱりした味わいで、いかにもタイ風チャーハンというところ。ナンプラーさえあれば簡単にタイ気分を味わえるのもよきですね。

 

米が余ったら、タイチャーハン。

 

ジューガンマイクラップ。

 

 

 

 

 

ヤマモリ(株) マンゴーカレー

マンゴーカレーを食べてみました。

 

偶然家の近くにあるセブンイレブンにて売られているのをみかけ、即購入しました。数あるタイカレーの中から、何故マンゴーカレーを仕入れたかは気になりますね。

よくみるとパッケージにはタイ直輸入の印字がされております。ヤマモリ(株)の商品を何点も購入しておりますが、こちらは初めて目にします。

 

パッケージの違いについて疑問に思い、ヤマモリ(株)へ問い合わせたところ以下回答をいただけました。

 

セブンイレブンの留型商品であるので、パッケージや中身はヤマモリ(株)のNBとは異なります。』

 

留型商品とは、小売店限定でメーカーのブランドで販売する商品を意味している。

つまりはセブンイレブン限定のヤマモリ印の商品ということだ。逆に位置するのが、小売店ブランドで販売するPB商品ということになる。

中身も異なるということだが、カロリーは同じですし、製造元も同じサイアムヤマモリですので留型商品ですが中身は同じっぽい。

ただ、コンビニ価格ですのでスーパー価格と比べると若干高めな設定。

 

それにしても回答も早く、丁寧な対応でしたので益々購買意欲がわきますね。

 

てなわけで早速開封してみます。

他のタイカレーと変わらず、注意書きの多いレトルトパウチが入っておりました。

パウチから「ボロンッ!」と溢れんばかりのカレーが詰まっております。

 

湯煎して待つこと数分。マンゴーカレーの完成です。

中身はThe Yellow。そしてマンゴーの甘ったるい香りがしてきます。

パウチがパンパンであった理由に納得できるほど、鶏肉がゴロゴロと入っておりました。他の具材は一切入っていない、極めてシンプルなカレーです。

 

味はというと。マンゴーが広がった後に、酸味が口の中に広がります。

ミントのような爽やかさではなく、ヨーグルトを食べた後のさっぱりした感じ。果実が含まれているからと言って、カレーがドロドロになっておらず食べやすかったです。

 

ワインソムリエのように表現すると「異色の組合せがマリアージュし、ハーモニーを奏でた。」でしょうか。

いや、これだとルー大柴ですね。

 

地雷商品かと思いましたが、案外美味しく食べれるカレーでしたとさ。

でもグリーンやパネーンの方が美味しいと思います。

 

ジューガンマイクラップ。

 

 

 

 

MAE PLOY Panang Curry Paste

Mae Ployよりパネーンカレーを購入して、食べてみました。

パッケージにはカービングされた人参とスイートバジル、薄切り葱、ヨーグルトらしきものが載っております。

よく見ると、パクチーではなくスイートバジルが載っていることに少し驚きました。

なぜならタイの諺である「最後にパクチーのせとけば何でも美味しそうにみえる。」に反するからです。

 

では、どういう使い分けなのか?

調べてみたのですが、明確な使い分け基準はありませんでした。その為、調理するときにどちらを使用するか悩ましいところですね。

味の違いとしてはスイートバジルが甘みと爽やかさがあるのに対し、独特の香りと苦みのある味であるのがパクチーになります。

代表的な使用されている料理ですが、スイートバジルはカプレーゼやマルゲリータなどイタリアンでの使用が目立ちます。トマトのような酸味のある料理との相性がよいのでしょうか。

一方で、パクチーは東南アジア料理での使用が目立ちます。(寧ろ他はない?)

パッタイカオマンガイ、ゲーンタレー...etc.

特徴としては、若干脂っこさがある料理に使用されることが多いのかな。

 

でも、パネーンカレーは比較的脂っこいけどホーリーバジルを使用している。

 

今一度考える。

 

料理というものは結果から、美味しいかどうかを判断するものとするではないか。

「どのような組み合わせだと美味しくなるか」は料理を開始する前にある程度は考えるのだろうが、最終的には口に入ったときにどう感じるかだ。

その為に調味料の配分や食材を変えて、数百もの試作料理を作って確認するのではないか。

 

ワインの世界ではマリアージュを楽しむという言葉がある。料理との組み合わせで美味しくなることを指している。

 

つまり、パネーンカレーの場合はホーリーバジルがマリアージュするのだ。

 

自分なりにしっくりする答えが出たので、早速作ってみる。

イカレー恒例のペースト炒めから開始する。「うーん良い、かほり。」

 

チャオコーのココナッツミルクと挽肉、茄子を良く煮込みます。タイカレーはやはり簡単に作れる。ちょっと煮込みすぎてしまい液体感がなくなったのが残念な点。

 

お気に入りのお皿にカレーをよそって完成です。濃厚な甘みが口の中に広がります。

とにかく濃いですが、喉が痛くなるような濃さではなく自然な甘みがあります。

手軽に作れるので、また食べようまい。(米だけにね。)

ジューガンマイクラップ

 

 

 

 

カオトムマット

アジアスーパーストアで購入した、カオトムマットを食べてみました。

カオトムマットは仏陀がとある村を訪れたときに托鉢されたものという言い伝えもあり、仏菓子としても知られております。バナナの皮に包まれており、生菓子でありつつ、保存性が高いことで人気があるようです。

もち米を砂糖(ナムターン)塩(グルア)やココナッツミルク(ガティ)で味付けし、黒豆とバナナと一緒に、バナナの葉(クルアイナムワー)でくるんで蒸すことで作ることができます。ただ、蒸し器もバナナの葉も普通は自宅にありませんので買うのがよいかと思います。

 

容器を開けると甘い匂いが漂ってきます。葉っぱのテカリもよい具合。

製造元は目黒にある(株)バンコクオリエンタルで、東京でインドやタイ料理を運営されている会社になります。

 

一見粽のようですが、もち米を潰してはいませんので、粒がはっきりしております。

もち米オンリーだからか、おはぎと粽の中間な食感。バナナも内側から薄っすらと首を出しております。

 

甘くてモチモチ。本当に美味しいので何個も食べたくなります。

でもレシピを思い返してください。もち米、砂糖、ココナッツミルク・・・

イカロリーなものばかりですので、美味しいからと言って食べ過ぎにはご注意を。

 

ジューガンマイクラップ。

ヤマモリ(株) 辛くないガパオの素

腹が減っては戦はできぬ。

誰が言ったのかも定かではないこのフレーズ。食べ過ぎると眠くなってしまいますし、PCと睨めっこして仕事する今の世にはふさわしくないですね。

 

そんなことはどうでもよく、お昼にガパオライスを作って食べてみました。

今回使ったのはヤマモリ(株)の辛くないガパオの素になります。

スーパーに並んでいるのは知っていましたが、「辛くないガパオ?つまりは味仙ラーメンのアメリカン味でしょ。美味しくないでしょ。」と決めつけて購入をさけておりました。今回はアジアスーパーストアにて偶然安く手に入れることができたので、使ってみました。

間違い探しではありませんが、従来の辛いガパオの素(=従来ガパオ)のパッケージから唐辛子のイラストが削除されておりました。

よくよく見るとホーリーバジルの量や目玉焼きの画像が異なっております。

そして、従来ガパオは挽肉だけ使用するのに対し、辛くないガパオでは玉ねぎを使用する記載がされております。

 

裏面についても確認していきます。

辛くないガパオは表面から唐辛子のイラストは削除されていましたが、唐辛子を使っていないわけではありませんでした。

プリックチーファーと呼ばれる辛くない唐辛子を使用しておりました。1袋当たりのカロリー量にも違いがあり、従来ガパオは72kcalに対して、辛くないガパオは75kcalと若干ですがカロリーが増加しておりました。

脂質、炭水化物、食塩相当量の3成分がいずれも増加しております。炭水化物の成分量は0.1gほどしか変わっておらず、砂糖を入れて甘くするという行為はしてないと推察します。成分表からはこれ以上は追えなさそうです。

挽肉と玉ねぎ、ピーマン、素を使って調理していきます。野菜がしんなりなりすぎないように、肉から炒めるのが基本ですが面倒なので一気に投入。

 

素も投入して、卵焼きと一緒にご飯へ盛り付けて完成です。

味は美味しいですが、やはりパンチとなるものがなく味気なさがありますね。ニンニクのない餃子という表現が最適です。決して不味くはないのだけど、物足りなさを感じる料理でした。元々、ガパオ食べたいけど辛いのが苦手な人向けの商品ですし、当たり前ですね。

こういった商品が出るということは、ニーズを把握してのものですし、私はそのニーズではなかっただけのこと。

安かったこともあり、もう1つ素を買っていますので、次はアレンジして食べるのがよさそうです。見方を変えれば、アレンジしやすさがあるということにもなりますね。

 

ジューガンマイクラップ。