タァナムタイに行ってきました。今回で2回目の訪問になります。
前回は1階での食事でしたが、満席でしたので2階へと案内されました。
よくみるとお店は古民家を改装した作りをしておりました。2階に向かうまでの廊下が柔らかかったり、階段から軋む音がしたりと築年数はそれなりに経っていそうです。
2階に置いてある机は1階にあるような、木彫り+ガラス天板ではなく、昔ながらの平机でした。机にはタイの伝統行事であるロイクラトン祭りの様子が描かれておりました。この祭りでは『災いや病気などを水に流すという思い』を灯篭に込めて川に流したりします。
メニュー表を見ているとカポプラーナムデーン(カポ;魚の浮袋、プラー;魚、ナム;水、デーン;赤)という気になる料理が。
魚の浮袋を使っている謎料理。そもそも浮袋はどういった味がするのだろうか?食感は?食の好奇心が最大値へ達し、注文したその時。
店員さんが片言にて「すみません、こちらの料理は具材がなくて提供できません。」
私は落ち込んだ。表現するならば、昔に流行ったアスキーアート『OTL』というという3文字。
気を持ち直してメニュー表を手に取り、ゲーントーフームーザップ(豚の挽肉と豆腐のスープ)を注文しました。タイでも豆腐が同じ発音であることに驚きました。
スープにはセンミー、豚の挽肉団子、エビのすり身団子、セロリが入っていました。また、スープを飲んだ時の香りから細かく刻んだニンニクがスープに含まれていることが分かります。
そしてタイの豆腐ですが黄色かったです。最初は店内の電球によるものかと思ったのですがどうみても黄色。卵豆腐を使っているかと思い、口に運ぶもそれっぽい味はしない。
調べてみると「豆腐の粉を水に溶き、乾燥させて作る黄色い豆腐」なるものが存在するみたいだ。食べた豆腐はおそらく粉から作られた豆腐のようだ。食感は絹豆腐に似ておりきめ細やかでプリンのようでした。
スープをちびちび飲みながら、センミーやムーサップを食べて温まることができお腹いっぱいとなり大満足。カポプラーナムデーンは食べれませんでしたが、新しい料理にも出会うことができ満足です。
店員さんによるとゲーントーフーはご飯を入れて雑炊として食べるのも美味しく、よく食べられるそう。お腹が一杯だったので遠慮しましたが、空腹時はありですね。
タァナムタイはまた訪れる気しかしないです笑