みんな大好きヤマモリ㈱よりトムヤムクンを食べてみました。
トムヤムクンとは言わずと知れた世界三大スープの一つで、酸っぱい、辛いに加えてスパイスの香りが合わさったタイらしさ溢れる料理になります。
ちなみに三大スープの残り2つはフカヒレスープとブイヤベースになります。自分としては味噌汁がランクインしても可笑しくないと思いますが、味噌という発酵食は世界的にみると癖があり、万人に受け入れ難い味なのかもしれないですね。
そんな三大スープが気軽に飲めるなんて、恵まれた時代だと本当に思います。ふかひれスープとか庶民には殆ど飲む機会がないですしね。
パッケージには素焼き陶器に入ったトムヤムクンがあり、プリプリした海老が美味しそう。辛さレベルはなんと最大の5。食べる前から鼻汗がでてきますね笑
タイ屋台や一般店では陶器でなく、モーファイと呼ばれる熱が逃げにくい特徴を持った銀鍋で提供されることが多いです。屋台は移動を前提、お店は重量や洗う手間といった扱いやすさから陶器は選ばれないのでしょう。
今日はタイ料理の辛さについて紐解いていきます。実はタイは元々辛い料理は食べられておらず、食文化自体はインドシナ、つまりインドと中国の文化が入り混じっております。中国からは炒めたり、蒸したりする調理方法、インドからはスパイスを使用した調理法が伝わり、これらが混ざり合うことでタイの食文化は成り立ちました。
タイチャーハンのカオパット、タイラーメンのバミーなどは中国文化を色濃く映した料理ということになりますね。
混合された味は文化の混じりでもあったわけです。まさに文化が混じることで生まれた産物です。
それでは早速食べていきます。
中にはパウチが入っており、タイ舞踊のシルエットが印刷されております。トムヤムクンは宮廷料理であり、かつては宮廷のみで披露されていたタイ舞踊を意図して入れているのだろうか。パッチワーク的な知識なので、もっと体力文化を深掘りしていく必要がありますね。
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中身を器に注ぎ、レンチンすれば完成です。
ん?"ふくろたけ"や"ひらたけ"は大量に入っていますが、肝心の海老が入っていない。
これだとただのトムヤムじゃないか。
プリッキーヌは長細いものが1本丸々入っておりました。口に運ぶと酸味と辛さが口いっぱいに広がり、鼻から汗がにじみ出てきます。美味しいのですが、これをトムヤムクンと言っていいものか・・・
気軽に食べれるのはよいのですが、トムヤムクンは現地やお店で食べることをお勧めします。でも本当に辛いので、辛いのが苦手な方が注意してください。
ジューガンマイクラップ