いなば食品(株)の缶詰カレーシリーズよりガパオチキンバジルを食べてみました。カレーではないのですが、なぜがカレーとして分類されております。
似たような商品で「とりそぼろとバジル」がありますが、いったい何が違うのだろう。
成分表をみてみると微妙に違っておりました。
食品添加物は範囲が広すぎるので置いておくとして、両社の大きな違いとしてはオイスターソースやナンプラー、大豆油の使用有無であることがが分かりました。
"とりそぼろとバジル"いう商品は一応ガパオチキンバジルとは別商品のようです。売ってるのは見たことないけど入手したら記事を書いてみよっと。
ふと酵母エキスという単語が目に留まりましたので調べてみました。
”酵母の細胞成分を抽出して、粉やペースト状にしてもの”を指しており、化学調味料同様に”うま味”を食品にもたらすようです。
この"うま味"に馴れてしまうと食材本来の味が分からなくなり、味覚が知らないうちに壊されていくことが危惧されております。
ただ、酵母エキスは○○エキスという記載からは食品添加物っぽいですが、食品に分類されるようです。
酵母エキスを作る過程で、酵母の細胞壁を壊すために水酸化ナトリウム、中和するために塩酸が使用されておりますが、精製処理をしていないことより食品になっているようです。
これはグレーゾーンな気が・・・
つまりは酵母エキスを使用していても無添加物という表示ができてしまうということですね。詐欺師を肯定するわけではありませんが、法的な抜け道を気付ける人って頭いいんだろうなと常々思います。
脱線しましたが、食べてみました。
ガパオバジルチキンは開けると独特の臭いが漂ってきます。使用しているナンプラーの香りでしょうか。正直臭いです。
よく嗅ぐとSPAMっぽいですが、SPAMはオイスターもナンプラーも使用していませんし、そもそも鶏肉でもないので私の鼻がそう感じ取っただけですね。
実はガパオ缶は以前も食べたことはあるのですが、缶詰製品の性質でしょうか、相変わらず水気が多いです。でもご飯に乗せると水分を吸収し、脂分がお米をコーティングしてくてるのでサラサラ胃へとかきこめます。
スーパーの缶詰コーナーにひっそりと陳列されておりますので、ちょっとタイ料理が食べたい方にお勧めです。でも初めてガパオライスを食べるときは缶詰ではなく、炒めて作るガパオライスを食べて欲しいですね。
ジューガンマイクラップ。